Appleは、iPhoneと並んでApple Watchを毎年アップデートしています。Apple Watchシリーズの新モデルに関する情報はまだ少ないものの、これまでに登場したいくつかの噂と予測を、テックメディア「MacRumors」がまとめています。
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新型Apple Watchの新機能リークと予想
2022年のAppleは、開発リソースを「Apple Watch Ultra」に集中させ、Series 8の新機能はほとんど見られませんでした。「MacRumors」によれば、今年も同じような大まかな状況になると予想されるとのこと。
ただし、いくつかのアップデートや、新チップの搭載などは行われる可能性もあります。
Apple Watch Series 9
「Apple Watch Series 8」に搭載されたS8チップは、Series 7に搭載されたS7チップと同じで、このチップもSeries 6に搭載されたS6チップと同じ性能です。実質的にAppleは、3年前からチップをアップデートしていないことになります。
明確な噂はまだありませんが、「MacRumors」は、「Apple Watch Series 9」では「わずかな性能向上を図ったS9チップのアップデートが見られるかもしれない」と予測しています。また、これに伴ってバッテリー駆動時間が改善される可能性もあるとのこと。
他にも、Appleが「Apple Watch Ultra」追加したBluetooth 5.3が、2023年にはSeries 9に拡大される可能性もあります。その他についてはSeries 8と同じ機能セットを提供するようになりそうです。
Apple Watch Ultra
Apple Watch Ultraは2022年に登場したばかりで、2023年に新モデルが登場するかはまだ不明です。ただし2024年モデルの噂はすでに登場しているため、リフレッシュは来年となる可能性もあります。
2024年のApple Watch Ultraについては、経済紙記者のマーク・ガーマン氏によれば、初めてミクロLEDディスプレイを搭載するとのこと。また、アナリストのジェフ・プゥ氏は、ディスプレイが2.1インチに大型化するとリークしています。
また、Appleは何年も前から血糖値モニタリング機能に取り組んでおり、この機能を搭載したApple Watchも数年で登場するかもしれません。例年通りであれば、新型Apple Watchは9月に登場する見込みです。
「Apple Watch Series 9」に関しては、今のところ大きなアップデートの噂もなく、登場を待つ必要はなさそうです。ただし、バッテリー持ちが気になる方は、新チップの搭載を期待して待ってみても良いかもしれません。