発表はまだ数ヶ月先ですが、Googleの次世代モデル「Pixel 7a」の実機が流出し、詳細が明らかになっています。
*Category:
Google「Pixel 7a」プロトタイプの写真9枚
Google「Pixel 7a」は、前モデルのPixel 6aに続き、かなり大きなアップグレードが行われると予想されています。これまでのリークでは、このモデルは「Pixel 7」と「Pixel 7 Pro」と同等のTensor G2チップを使用し、5Wワイヤレス充電に対応、カメラも50MP解像度となるとされてきました。
今回、ベトナムのメディア「Zing News」が「Pixel 7a」の実機を入手し、写真付きで詳細にレポートしています。
「Pixel 7a」の基本的なデザインは前モデルと同じで、画面サイズは約6.1インチ。
カメラバーの素材はガラスから、「Pixel 7」で見られたような金属素材に変わっています。
カメラは標準と超広角の2つを搭載。「Zing News」はこれについて、前モデルと同様に12MP解像度としています。
デバイスの下端にはスピーカーとUSB-Cポートを搭載。なお、箱なしのテストデバイスのため、付属品は不明とのことです。
SIMスロット部分は保護ゴムリングで支えられており、デバイスが防塵および耐水をサポートする可能性があります。昨年のPixel 6aモデルはIP67に対応していました。
「Pixel 7a」のベゼルは太め。画面内のパンチホールカメラもやや大きめです。
このモデルが流出してしばらくした後、この端末はリモートでロックされたとのこと。ロックされた状態で表示された情報によると、この端末にはサムスン製の8GB DDR5メモリ(RAM)と、128GBストレージを搭載していることが分かります。
「Pixel 7a」の所有者は、以前はデバイスは正常に動作しており、Android 13が搭載されていたと述べています。また、設定には90Hzの画面オプションもあったそうです。
なお、このデバイスはメーカーのソフトウェア・プロトタイプであり、正式な製品ではないとのこと。そのため、実際の完成品とは異なる可能性もあります。
Googleは昨年、5月の開発者向けイベント「Google I/O 2022」で同機種を発表し、7月に発売しました。昨年通りであれば、「Pixel 7a」は5月10日に「Google I/O 2023」で発表されることとなりそうです。