現在、数多くの格安SIMが提供されているため、利用することで月々の通信費を節約することができます。しかし、選ぶ基準が分かりづらく、用途に合っていない通信会社を契約してしまうと、余計なストレスやコストが発生する場合があります。
そこで、携帯ショップで店長をしていた私が、格安SIM選びで失敗しがちな「NGパターン」4つを解説します。
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格安SIM選びで失敗しない方法とは?
格安SIM選びで「やってはいけない」4つの行為は以下の通りです。
【1】ネットの情報を信じすぎる
ブログやYouTubeなどには、格安SIMなどの通信キャリア情報が多数存在しています。ただ、中には実際に契約をすることなく公式ホームページに書いてあることだけを発信している記事などがあります。ところが、通信会社というのは各社個性がバラバラで使ってみないと分からないことも多数あります。
例えば楽天モバイルであれば、プラチナバンドを持っていないため一般的に通信環境が悪いといわれています。しかし、利用環境によっては全く問題無く使用できる場合もあります。現に、私の生活圏では楽天モバイルは圏外になることなく快適に利用できます。つまり、利用環境が変われば、通信会社の捉え方が変わるということです。
理想的には、格安SIMを選ぶ際には複数のサイト等で情報を収集し、さらに周りで契約しているユーザーの声を実際に聞くことが最良です。
【2】月額料金だけしか考えない
通信会社を選ぶときに重視されるのは、月額料金です。ただ、月額が安ければ完璧というわけではありません。月額料金以外にも「通信速度」「カスタマーサポート」なども考慮する必要があります。
同じドコモ回線を利用している格安SIMでも通信速度にはバラツキがあります。下記動画でドコモ回線を利用している格安SIMの通信速度を比較しています。
いくら月額料金が安くても通信速度が遅いと魅力は半減してしまうでしょう。
そして、カスタマーサポートも重要です。通信会社に分からないことを質問しても返答が無かったり、見当違いな回答しかこなかったら困ります。
通信会社を選ぶ際は月額料金だけではなく、通信速度やカスタマーサポートなど様々な視点から比較するようにしましょう。
【3】契約条件を確認しない
通信会社を契約する際、月額料金や初期費用などの基本的な費用は確認されるでしょう。しかし、実際に通信を利用する際にはさまざまな追加手数料が発生することがあります。
例えばSIM変更です。楽天モバイルはeSIMの再発行や物理SIMへの変更など全て無料です。ただ、通信会社の中にはeSIMを入れ替えるだけでも手数料が発生するところがあります。
また、会社によっては解約後にSIMを返却しないといけないところもあり、もし、返却しないとSIM未返却手数料が発生する場合などもあります。
さらに、契約月や解約月が「日割請求」になったり「満額請求」になったりと違いがあります。通信会社を契約する場合は、月額料金や初期費用以外の契約条件もしっかり確認するようにしましょう。
【4】同じサービスを利用し続ける
通信会社は、既存利用者よりも新規加入者にお金をかけます。現在実施されているキャンペーンなどをみても、ほぼ全部が新規契約者に対してのものです。つまり、長期間同じ通信会社を利用していてもメリットが無いということです。
そのため、お得に使い続けたいのであれば定期的にMNP(乗り換え)を繰り返しましょう。1年に一度MNPするくらいのペースがオススメです。
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