昨年、中日ドラゴンズの京田陽太選手と横浜DeNAベイスターズの砂田毅樹投手のトレードが発表されました。どちらの選手も球団を引っ張る存在であったため、驚きを隠せなかったファンの方も多かったことでしょう。今年は京田選手にとって心機一転、新天地からのスタートとなります!京田選手は新しいチームでどのような活躍を見せてくれるのでしょうか!
目次
- 1. 京田選手について
- 2. DeNAへ移籍!
- 2.1. 移籍への心境
- 2.2. DeNAから新ポジションへ!
- 3. 2023年の京田選手に期待!
京田選手について
ここからは京田選手の人物についてお伝えします。中日では注目の若手選手として活躍していた京田選手。その躍動ぶりをまとめましたのでぜひご覧ください!
経歴
京田陽太選手は1994年4月20日生まれの石川県出身の内野手。ポジションはセカンドとショートを主に守っているのです。2016年のドラフト会議にて中日ドラゴンズにドラフト2位で入団しました!
京田選手の魅力は何といっても俊足! 50メートル5秒9という驚異の足の速を誇っています! この俊足だけでない京田選手の武器は堅実な守備。ルーキーイヤーから中日のショートとして堂々と定着しているのです。
日本大学時代にはショートとしてベストナインを獲得。4年時にはキャプテンを務めるなどチームの中心選手だったのです!
中日での活躍
ルーキー時代の2017年シーズン。開幕戦となるジャイアンツ戦にてなんと7番ショートとして出場しました! その後もショートとしての持ち味を生かし、レギュラー獲得へ前進したのです。
また、ルーキーイヤーでは新人選手として1軍公式戦20盗塁を達成! これは現中日の監督である立浪和義氏以来の快挙となりました。魅力は足だけではありません。打率はセ・リーグの18位を獲得! 驚異の打撃力はチームの新人安打記録を達成したのです! 輝かしい成績を残した京田選手。その年の新人王にも選ばれました!
その後も安定的な守備と打率を残していく京田選手。中日のショートに定着し、2019年のオールスターゲームにも選出されました!また同年には選手会長に就任することになったのです。
昨年の2022年では序盤こそ打撃不振が心配されましたが、立浪監督から守備面での高い評価を受け、スタメンで起用されてきました。その年の夏、新型コロナウイルス陽性判定を受け、離脱することに。出場機会も以前よりも少なくなってしまったようです。
DeNAへ移籍!
中日の中心選手として輝きを放っていた京田選手。昨年の11月にDeNAの砂田毅樹投手とのトレードが発表されたのです! 移籍後の背番号は98番。この番号は中日時代に親交があり、2021年27歳の若さで死去した木下雄介さんの背番号となります。
移籍への心境
初の移籍となる京田選手。12月に行われた会見では、移籍の心境について「トレードで声をかけていただき、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。」とベイスターズの一員となることを嬉しそうな様子で語っていました。
またトレードを聞いた時の心境を聞かれると、「驚いた反面、正直うれしい気持ちもある」と移籍への驚きと新天地への喜ばしい気持ちを表現する京田選手。
DeNAから新ポジションへ!
中日では主にショートを守っていた京田選手。新天地であるDeNAに加入してからサードのポジションに挑戦しています!
2月に沖縄で開催されたDeNAの春季キャンプではサードのノックを猛練習。慣れないポジションに、守備さばきの良さが評判である京田選手でもボールを弾く場面も見受けられました。しかし猛特訓の末、京田選手は「少しずつ慣れてきている」と新ポジションでの意気込みを語ったのです。
中日での守備練習でもほとんどショートで練習していたためサードを守ったのはルーキーの時以来だと語っています。京田選手も「距離感がショートと違って角度も違う」とポジション変更の違いを述べていました。
DeNAのショート候補は、現在定着している森敬斗選手をはじめとした若手選手が激しく競争しているのです。京田選手も長くショートを守って生きた方こそプライドもあると考えられます。しかしサードという新ポジションに定着し、まずは試合に出るということを最優先に考えたのです!
キャンプの練習終了後、京田選手は「僕は生え抜きではなく、トレードで来ているので、ポジションを奪わないといけない」と新天地でのポジション獲得に強い決心を語っていました! 同じ内野とはいえ距離感や内野手とのリズムが大きく異なる守備。京田選手はサードのポジションでも花を咲かせる熱い思いを表したのでした。
2023年の京田選手に期待!
昨年の電撃トレードにより若手注目の京田選手の移籍に驚きを隠しきれないファンも多くいたことでしょう。DeNAに移籍してから、心機一転新しいポジション、チーム内でのレギュラー競争が京田選手を待ち受けていると考えられます。中日時代では俊足、守備の良さを絶賛されてきたのでDeNAでも飛躍することが期待されますね!
自身のアピールポイントを存分に発揮し、DeNAでも中日相手でも存在感を見せつけるような活躍に胸が高まります!