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二刀流はよく知られていますが、十刀流と聞くと想像もつきません。そんな、タイトルからすでにワクワクさせられるSAMURAI X – 十刀流のサムライ(サムライエックス)。どういったゲームなのかご紹介します!
目次
- 1. サムライエックスのゲーム概要紹介
- 2. サムライエックスの魅力紹介
- 2.1. 魅力1 独特な操作感
- 2.2. 魅力2 簡単なゲーム操作
- 2.3. 魅力3 やりごたえがある
- 3. プレイビューまとめ
サムライエックスのゲーム概要紹介
まずはゲームの特徴から見ていきましょう。
特徴1 10個の武器を操る縦横両スクロールシューティングアクション
タイトルにもなっている十刀流は、10個の武器を操るという意味で使われています。扱う武器は刀に限らず、爆弾や弓矢など様々。ではどう扱うのかというと、装備していると自動で攻撃してくれます。
いわゆるシューティングアクションと聞くと、上から見下す視点で前に進むものや、横にスクロールしていくものを想像しますが、それらとは少し違うイメージです。縦横両スクロールシューティングアクションという表現が適当でしょうか。一定の方向に進み続けるのではなく、各ステージの敵を全滅させたら扉が開いて次のステージに進みます。
装備する武器は、あらかじめ編成したデッキの中から道中でランダムに出現し、それを装備していく形です。基本的に装備の上限は10個ですが、条件を満たすと10個以上装備できます。なお、このゲームにはストーリーらしいものはありません。
特徴2 ステージに合わせた編成を考える戦略性
武器の編成を組めるのであれば、戦略的に考える必要があります。ステージごとの敵の属性やタイプに合わせて組めるといいですね。といっても、おすすめの装備編成を自動で組めるので慣れないうちはおすすめの装備で十分でしょう。進めていくうちに自分の好みのプレイスタイルや好きな武器ができてくるはずです。
ガチャを引いたりステージを攻略したりすると武器の強化素材がもらえます。また、それぞれに固有のスキルが複数あるので全く同じ装備に会えることはなかなかないでしょう。
初期からいるサムライ以外にも操作できるキャラクターは多くいて、ガチャで当てると使用可能になります。キャラクターにもレベルや固有スキルがあるため、武器とキャラの育成と編成をどうしようかと悩むのも楽しみの一つです。
特徴3 Google Play ベストオブ2022インディー部門賞受賞
少しゲームそのものから離れた視点で見てみましょう。サムライエックスはGoogle Playベストオブ2022のインディー部門賞を受賞しています! 有料ゲームもある中、受賞作品が基本的に無料でプレイできると考えるとなんだかお得な気がしますね。
このゲームは株式会社イグニッション・エムの制作です。イグニッション・エムは他に、アプリゲームの「ぼくとねこ」と「ラズベリーマッシュ」を制作しています。前者は2018年の同部門賞を受賞、後者は「Google Playインディーゲームフェスティバル2022」のTOP3受賞作品。
つまり、サムライエックスは実力のあるゲームメーカーの作品です。面白さが保証されているようなものですね。
サムライエックスの魅力紹介
Gogle Playの受賞作品であるこのアプリは具体的に何が魅力なのでしょうか。ここではその魅力を3つ紹介します。
魅力1 独特な操作感
サムライエックスは他のシューティングゲームにない操作感があります。
キャラクターを操作して敵を倒すわけですが、相手に近づかないと攻撃ができません。キャラクターには重力が働くため、上に移動するにはジャンプをします。回数には限りがありますが、それでも自由に動くには十分です。ジャンプはふわっと上がる感じで、きびきびとしていません。
初めは横の移動も同じくらいの速さです。しかし、空中では地上に向かって高速落下ができます。追尾してくる敵の弾を避けるには、初めからできるこの高速落下を使いこなすといいでしょう。高速落下で避けるには、空中に漂いながらの操作が重要になってきます。
この重力が働くキャラクターを動かしながらのシューティングは、他のシューティングゲームではなかなか体験できないでしょう。
魅力2 簡単なゲーム操作
独特ではありますが、操作は難しくありません。
画面上には初めは何もありませんが、タップすると仮想の十字キーが表示され、どの方向に入力しているのかが見られます。戦闘中にする操作は、必殺技ボタンもありますが、基本的には上にスワイプでジャンプ、横で移動、下で高速落下、だけです。攻撃は、一定の距離に入って停止するだけ。操作していると攻撃が始まりません。
キャラクターの移動に集中できるので気軽に楽しめます。
魅力3 やりごたえがある
操作は簡単ですが、サムライエックスのやりごたえは十分!
2023年2月22日時点で、ワールドが100個あります。各ワールドは20以上のステージから成るので、そのボリュームの多さがお分かりになるでしょう。ワールドには難易度設定もあるため、一度クリアしてもそれで終わりではありません。クリアタイムに応じた報酬もあって、完全攻略にはとても時間がかかります。
序盤の一番低い難易度であるノーマルで進めても、三つ目のワールドまでで何度か倒される人が多いのではないでしょうか。倒されても一度目であれば、30秒の広告動画を視聴すると半分の体力で、消費アイテムを使うと体力全快でその場から再開できます。その他にも回復手段や防御手段も用意されていて、アクションゲームが下手であっても工夫できるのが嬉しいところ。
プレイビューまとめ
プレイしたからわかったこと1 敵の弾が見づらいことがある
敵の弾が見分けづらい時があります。
こちらが持つ武器は10種類以上あり、敵の数も同時に6体以上になることもあるので、時々画面が混雑して一つ一つを見分けるのは難しい。単に筆者の実力不足の可能性もあります。敵の攻撃は赤色で統一されているのですが、人によっては背景と重なって色の区別がしにくいかもしれません。個人によって見づらさは評価が分かれるところでしょう。
一度や二度の見落としはレベルや編成でカバーできるので、プレイする上で致命的ではありません。
プレイしたからわかったこと2 プレイヤーへの丁寧な姿勢
サムライエックスは、システムや初心者へのアドバイスなどが多く用意されています。アプリゲームでは、詳しい説明がなくて、とりあえずプレイさせる作りのものもありますが、そのようなことはありません。
初めてプレイする人向けに操作のチュートリアルが用意されていたり、ロード中にアイコンの説明をしてくれたりします。操作は説明を受けなくてもシンプルですが、それでもしてくれるところに制作側のプレイヤーへの丁寧な姿勢を感じました。不自然な日本語もなく、アイコンやメニュー画面のデザインも見やすくデザインされています。
プレイしたからわかったこと3 ワールドの攻略にかかる時間は長め
攻略にかかる時間は、ゲームの得意不得意にもよりますが、最初のワールドを終えるまでに約8分かかりました。初めて挑むステージでは素早くクリアはできないでしょうから、どこのワールドでもおおむねこれくらいの時間はかかるでしょう。これを長いと感じる人もいるようです。
片手間でできるゲーム性ではないですから、その時間は集中してプレイすることになります。しかし、その間にアプリを閉じたり電源を落としたりしても、再度起動すると中断した状態からの再開です。中断するデメリットはないので連続でプレイする必要はありません。
サムライエックスは、プレイは簡単な操作で始めやすく、しかし攻略の幅は広いやりごたえのあるゲームです。熱中できるアクションゲームを探している人は、子どもから大人まで誰でも楽しめるでしょう。ぜひ試してみてください!