2月17日にJ1リーグが開幕しました。各チーム、シーズンオフに戦力を整え、キャンプで戦術の確認やコンディション調整に取り組み、いよいよ迎えるリーグ戦。現在のJ1リーグは、2強と言われていますが、そこを崩せるチームがあるのか気になりますよね?そこで今回は、2強のチームを含めたJ1リーグの優勝候補4チームを紹介していきます。
目次
Jリーグ優勝候補
遂に開幕を迎えたJ1リーグ。18チームで年間チャンピオンを競い合います。現在のJ1リーグは、川崎フロンターレと横浜F・マリノスの2強と言われており、ここ6年間はこの2チームしか優勝していません。今年もこの2強が優勝候補と言われていますが、ここに対抗できる戦力を揃えているチームがあり、今シーズンは混戦になるかもしれません。ですので、今回は優勝候補と言われている4チームを紹介していきます。
横浜F・マリノス
横浜F・マリノスは昨年のチャンピオンとして挑む今シーズン。昨シーズンMVPに輝いた岩田智輝選手の海外移籍や、主力選手2名の移籍によって空いた穴は大きいですが、新戦力や若手選手の加入で補強。また、チームは若手主体に切り替わってきている為、若手選手の台頭が必須。また、宮市亮選手の復活や爆発力のある選手が出てくるとチームに勢いが加わり、優勝への道筋が見えてきます。また、今シーズンはAFCチャンピオンズリーグにも出場する為、過密日程の中でいかに戦力を落とさずに戦えるかが重要です。どの試合も戦力を落とさずに戦えれば複数タイトルの獲得も見えてきます。
今シーズン横浜F・マリノスは、J1リーグ・AFCチャンピオンズリーグで若手選手の活躍。過密日程の中で主力選手の温存ができれば、優勝候補の一番手に上がってきます。
川崎フロンターレ
昨シーズン、タイトルを取れずに終わった川崎フロンターレ。昨年までキャプテンを務めた谷口選手がカタールに移籍。今シーズンからは、橘田選手がキャプテンに就任。谷口選手のようなリーダーシップが取れるかどうかが勝敗の鍵を握ります。また、主力選手の抜けた穴を実績のある選手で補強。新戦力選手として高校サッカー選手権で活躍した名願選手や、実績を積んだ宮代選手の復帰がどんな活躍を見せてくれるか楽しみです。ですが不安な点も出てきており、主力選手である家長選手や小林選手が怪我で離脱。この不安を払拭するには若手選手の活躍が必須。若手選手の活躍は、長いシーズンを戦っていく上で、チームにはかなりのプラスになります。
今シーズンは、新戦力選手と若手選手が既存選手とうまく融合し、連携が取れれば選手層に厚みが増し、優勝を狙えるチームです。シーズンを通して、どんな戦いを見せてくれるか今から楽しみですね。
サンフレッチェ広島
ミヒャエル・スキッベ監督1年目 の昨シーズンは、リーグ3位、ルバンカップ優勝、天皇杯準優勝とかなりの好成績を収めました。今年は、能力の高い新戦力選手の加入や、経験豊富なベテラン選手なども多く在籍しており、選手層の厚さは2強に匹敵します。また、シーズンが経過していくうちに、ミヒャエル・スキッベ監督の戦術も浸透し、2大タイトルで決勝まで勝ち上がる強さを見せました。今シーズンは、昨シーズンの主力選手と新戦力の選手の連携がうまくハマれば、優勝も狙える強さを持っています。リーグ戦の戦いで高い完成度のサッカーが出来れば、2強に劣らない実力を持っているチーム。今シーズンサンフレッチェ広島がどんな戦いを見せてくれるか楽しみです。
セレッソ大阪
小菊監督3年目のシーズンは、監督が目指しているスタイルがかなり浸透してきています。守備では、積極的にボールを奪いに行き、攻撃ではカウンターを狙ったサッカーを試合の状況や対戦相手によって使い分ける戦術で昨シーズンは、リーグ5位、ルパンカップ準優勝、天皇杯ベスト8。優勝まであと一歩に迫りましたが、得点力不足やラスト15分の失点がリーグワーストを記録。今シーズンは、昨シーズンの課題である得点力不足を解消する為にストライカーやチャンスメイクできる選手を獲得しました。また、実績豊富な香川真司選手の加入や、高校選手権で活躍した選手の加入などタレント揃い。他にも、怪我で離脱している清武選手や西尾選手などもおり、過密日程をこなすには十分な戦力です。
今シーズンのセレッソ大阪には、実績のあるベテラン選手からポテンシャルの高い若手選手まで豊富な戦力で悲願のJ1初優勝を狙います。
まとめ
今回は、J1リーグの2023シーズンの優勝候補4チームを紹介しました。2強と言われているJ1リーグで、今回紹介した4チーム以外にも優勝候補に匹敵する実力を持っているチームもあり、どのチームも自分たちの目指すスタイルの戦いができれば2強を崩すダークホースになり得る力を持っています。まだまだこれからのJ1リーグで、18チームが年間を通してどんな戦いを見せてくれるか楽しみです。