2007年にiPhoneが登場して以降「カメラ性能」は大幅な進化を遂げています。また、同時にソフトウェアも進化しています。
iPhoneのカメラはどのように変化しているのでしょうか?そこで、海外YouTubeチャンネル「Mac Address」が、歴代のiPhoneを使って写真の比較を行っています。
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iPhoneのカメラは、どのような進化を遂げたのか?
初代iPhoneのメインカメラは200万画素で、iPhone 14 Proのメインカメラは4,800万画素です。iPhoneのカメラの進化を確認してみましょう。
歴代のiPhoneの写真比較
メインカメラが200万画素の初代iPhoneで撮影しています。写真は全体的に暗いです。また、初代iPhoneは固定焦点のため、ピントを合わせることもできません。
メインカメラが300万画素のiPhone 3GSで撮影しています。3GSも初代程ではありませんが、奥の木などが潰れて写っています。
メインカメラが500万画素のiPhone 4で撮影しています。写真はキレイに撮れるようにはなりましたが、現代の感覚で見るとまだ荒く、暗いです。
メインカメラが800万画素のiPhone 4Sで撮影しています。4Sで写真の色味はより自然になり、大幅に進化していることが分かります。
メインカメラが800万画素のiPhone 5Sで撮影しています。
4Sと5Sの細部の写真を比較してみましょう。まずは、5Sの写真です。文字が潰れています。
一方、4Sの写真は5Sよりも鮮明に文字が写っています。
ただ、夜間の撮影では5Sの方が上手く処理されています。4Sは背景の明かりが潰れてしまっています。
続いては、iPhone 14 ProとiPhone Xを比較してみましょう。あきらかに14 Proの方が明るく鮮明に写っています。
ポートレートモード比較
ポートレートモードは、ソフトウェアの処理が重要になってきます。
iPhone XRのポートレートも一見、キレイに背景がボケているように見えます。
しかし、iPhone 14 Proと比べるとその差は一目瞭然です(左の写真が14 Proです)。14 Proはフードをしっかり認識しピントを合わせています。一方、XRはフードが背景と認識されボケてしまっています。
iPhoneのカメラはハードウェアだけではなく、ソフトウェアも進化し続けています。なお次世代「iPhone 15」シリーズでは、これらのカメラに加え、光学6倍ズームを可能にするペリスコープレンズが搭載されると噂されています。