世界的に人気を集めるBTSのメンバーカラーって? ファンなら気になるところですよね。ネットで検索してみるといろいろなメンバーカラーが出てきたり……。いったいどうなっているのでしょう?
残念ながらBTSには公式のメンバーカラーは存在しません。代わりに非公式のメンバーカラーが存在しています。そこで今回はBTSにはなぜ公式メンバーカラーがないのか、現在の非公式メンバーカラーはどうなっているのか、ARMY(BTSのファンクラブ名)たちはどうしているの? などまとめてみましたのでぜひご覧ください。
目次
- 1. BTS(防弾少年団)とは?
- 1.1. グループカラーは?
- 2. BTS(防弾少年団)にメンバーカラーはある?
- 2.1. RM(ナムジュン)のカラー
- 2.2. JUNGKOOK(ジョングク)のカラー
- 2.3. J-HOPE(ジェイホープ)のカラー
- 2.4. JIN(ジン)のカラー
- 2.5. SUGA(シュガ)のカラー
- 2.6. JIMIN(ジミン)のカラー
- 2.7. V(テテ)のカラー
- 3. ファンが思う各メンバーのカラーは?
- 4. SNSの反応
- 5. 【まとめ】これからも光輝くBTSを応援しよう!
BTS(防弾少年団)とは?
BTSは2013年に韓国でデビューした7人組のボーイズグループです。防弾少年団(バンタンソニョンダン)の英語表記Bang-Tan-Sonyondanの頭文字から通称BTSと呼ばれています。
メンバーはラップ組のRM(アールエム・愛:称ナムジュン)、SUGA(シュガ・愛称:ユンギ)、J-HOPE(ジェイホープ・愛称:ホビ、ホソク)、ボーカル組のJUNG KOOK(ジョンググ・愛称:グク)、JIMIN(ジミン・愛称:ジミン)、JIN(ジン・愛称:ジン)、V(ヴィ・愛称:テテ)の7名。
コロナ禍で発表されたDaynamiteが世界的大ヒットとなり、ビルボードやYouTubeで数々の記録を樹立。グラミー賞にも3年連続でノミネートされるなど名実ともに世界のBTSに。そのため音楽活動に限らず、ファッションなどメンバーの一挙手一投足が注目を集め、今や韓国のみならず世界で最も影響力の大きいグループの一つへと成長しています。
グループカラーは?
公式のグループカラーはありませんが、非公式のグループカラーは「紫」です。紫は「ボラヘカラー」としてARMYの間ではBTSをイメージする色となっています。「ボラヘ」はメンバーのVが作った造語です。紫色を意味する韓国語「ボラ(紫)セク(色)」に「~するよ」という意味の「ヘ」を付けて「ボラヘ」。
ファンミーティングで会場が紫に染まったのを見たVが「紫色の意味は知っていますか?虹の最後の色は紫です。相手を信じて最後まで愛し合おうという意味なんです」と発言しました。続けてVは「僕が今思いつきました、僕にとっては大好きより、気持ちを表現できる言葉が『ボラヘ』です」と語っています。
ここから非公式ながらARMYの共通認識としてグループカラーは「紫」となったのです。そしてボラヘは「虹の最後の色である紫のように、相手を信じて末永く愛し合おう」という意味としてARMYの間の共通言語となっています。
BTS(防弾少年団)にメンバーカラーはある?
グループカラー同様にBTSには公式のメンバーカラーはありません。その理由は
- デビュー当時より世界進出を念頭におき、国によっては色が宗教・文化などに大きく影響するのでそれを避けるため固定のイメージカラーは決めない
- メンバーそれぞれに固定のイメージがつくのを避け、衣装や髪型など固定の色に囚われないようにするため
と言われています。
しかし、好きなメンバーとの共通項は欲しいもの。ライブ参戦時はもとより、普段の生活でもネイルをメンバーカラーにしてみたり、ファッションのどこかにメンバーカラーを取り入れたり、ちょっとしたことで気分が上がりますよね。
そこで用いられているのが非公式メンバーカラーの「マイクカラー」と「バースデーカラー」です。
マイクカラーは言うまでもなくメンバーがそれぞれ使用しているマイクの色。以前はみんな同じ黒やシルバーのマイクを使用していましたが、2019年頃からメンバーごとに異なるカラーマイクを使用しています。それからARMYはメンバーを象徴する色としてマイクカラーに注目するようになりました。しかしメンバーの中には公演によってはコロコロ変わる場合も。悩ましいところです。
またバースデーカラーには二通りあります。一つは2020年に公式Instagramが、メンバーのバースデー投稿に使用したメッセージの色。公式が投稿した色なので、バースデーカラーとして取り上げられたことも。ですが、2021年2022年は公式Twitterにバースデー投稿がありましたが、どちらも異なる色が使用されています。毎年同じ色で投稿してしまうと、自然と公式メンバーカラーと認識されてしまいますもんね。それは事務所の望まないところです。ですが、どちらも紫をベースにしたり、文字に紫を取り入れたり。非公式ながら事務所も紫はグループカラーとして意識している気がします。
もう一つはInstagramで流行ったバースデーカラー診断のカラー。こちらは色だけでなく、その色の特徴、色言葉なども取り上げられ話題に。バースデーカラーとしてはこちらの方が注目を集めている感じです。
RM(ナムジュン)のカラー
ナムジュンのバースデーカラー、2020年のInstagramでは「ライトグリーン」。どうでしょう? このイメージはあまり定着していない気がします。
バースデーカラー診断ではナムジュンの誕生日、9月12日は「マルベリー」です。マルベリーの特徴は「自分が現在いる道を知る識者」。色言葉は大器・指導者・感性。びっくりするくらいナムジュン! って感じですね。
ナムジュンのマイクカラーはよく変わると言われています。基本的に青のイメージですが、青の中でもライトブルーだったり、ブルーだったり。またシルバーを使用していることもあります。
ナムジュンは破壊王の異名も持つほど、よく物を壊してしまうことで有名。それとマイクカラーがよく変わることと関係するかは不明ですが……ナムジュンですから深い考えもあるかもしれませんね。
2022年10月に行われた2022 THE FACT MUSIC AWARDS、Yet To Come in BUSANではどちらも「ブルー」、バースデーカラーのマルベリーにも似た色でした。ナムジュンは「青は僕が初めて好きになった彩度のある色」と語っています。ナムジュンらしい言い回しですね。
JUNGKOOK(ジョングク)のカラー
ジョングクのバースデーカラーは、2020年のInstagramでは「ライトブルー」。どうですか? やはり定着していない……かな。
バースデーカラー診断では、ジョングクの誕生日9月1日は「フレッシュグリーン」です。フレッシュグリーンの特徴は「やさしく甘い声で語る恋愛小説のヒロイン」。色言葉は教養・繊細・慎ましさ。「やさしく甘い声」ジョングクにぴったり。グリーンのイメージはありませんが、特徴や色言葉はジョンググのために用意されたみたいですね。
ジョンググのマイクカラーは紫です。基本紫で変わりがない気がします。ジョンググの場合、紫は変わらずですが、メタリックっぽい紫からラメの紫、ブルーに紫のラインと紫の中で変化を付けている感じです。
2022年10月に行われた2022 THE FACT MUSIC AWARDS、Yet To Come in BUSANではどちらも「紫のラメ」。ジョングクは紫は「僕の心にしっくりくる色」と語っています。
J-HOPE(ジェイホープ)のカラー
ジェイホープのバースデーカラーは、2020年のInstagramでは「青紫」。うーん……やっぱり定着していない……かな。
バースデーカラー診断では、ジェイホープの誕生日2月18日は「チョコレート」です。チョコレートの特徴は「自分の考えの正しさを主張できる人」。色言葉は不屈の魂・ひらめき・自己正当化。「不屈の魂・ひらめき」ダンスリーダーのジェイホープっぽいですね。
ジェイホープもマイクカラーが変わりますが赤のイメージなようです。青っぽいシルバーだったり、ミントグリーンの時もありました。ミントグリーンはすっきりして自分を一番表現する色だそうです。
2022年10月に行われた2022 THE FACT MUSIC AWARDS、Yet To Come in BUSANではどちらも「ホワイト」。実はこの色は一番目立つ? っていうくらい、すぐジェイホープがどこにいるのかわかります。
JIN(ジン)のカラー
ジンのバースデーカラーは、2020年のInstagramでは「黄色」。これも残念……。
バースデーカラー診断では、ジンの誕生日12月4日は「タウニーオリーブ」です。タウニーオリーブの特徴は「大胆で勇気ある人」。色言葉は個性・毅然・社交的。オリーブ色のイメージではないですが、グループ最年長としてメンバーをサポートしたり、周囲を和ませるギャグを言ったりするジンらしいと思いませんか?
ジンのマイクカラーはピンクです。たまにホワイトラメやライトグリーンのラメの時もありますが、本人がピンクが好きと言っているように基本ピンクだと思います。
2022年10月に行われた2022 THE FACT MUSIC AWARDSは「ピンクのラメ」、Yet To Come in BUSANは「ライトグリーンのラメ」でした。ただYet To Come in BUSANの時は、リハーサル中にピンクのラメが取れてしまうハプニングが。そのため仕方なくライトグリーンのラメを使用したみたいです。
本番までに直るかなーとちょっとショックを受けているジン。その様子はBANGTANTVのYet To Come in BUSANの動画でご覧いただけます。
SUGA(シュガ)のカラー
シュガのバースデーカラーは、2020年のInstagramでは「オレンジ」。これは! オレンジはシュガのイメージですね。オレンジ色の衣装も似合いますし、オレンジの髪色はとっても素敵でした。これは定着してるかも。
バースデーカラー診断では、シュガの誕生日3月9日は「珊瑚(サンゴ)色」です。珊瑚色の特徴は「憧れを実現しようと試みる行動派」。色言葉は意欲旺盛・勇猛果敢・外交的。「行動派・意欲旺盛」メンバーがマネできないというくらいレッスンをしているシュガらしいですね。
シュガのマイクのイメージは黒です。こちらも黒のマットや黒のラメと黒の中での変化が続いていましたが2021年くらいからメタリックシルバーを使用しています。シュガは私服も黒などモノトーンが多いです。
2022年10月に行われた2022 THE FACT MUSIC AWARDS、Yet To Come in BUSANではどちらも「メタリックシルバー」。照明の加減で黒っぽく見えたりもしますが、メタリックシルバーです。シュガっぽくてとってもカッコよく見えます。
JIMIN(ジミン)のカラー
ジミンのバースデーカラーは、2020年のInstagramでは「ローズ」。どうですか? ジミンに似合いそうですけどね。
バースデーカラー診断では、ジミンの誕生日10月13日は「栗皮茶(くりかわちゃ)」です。栗皮茶の特徴は「いつも音楽とともにある健康な人」。色言葉はスタミナ・神秘的・保守的。「いつも音楽とともにある、神秘的」美しいと絶賛されるジミンのダンスにぴったりすぎてビックリ。
ジミンのマイクカラーはゴールド。最初はメタリックぽいゴールドを使用し、そして濃いめのゴールドのラメなど。最近はシルバーのラメになっています。好きな色は空色だそうです。お母さまが似合うとおっしゃってくれたので空色が好きなんだそう。ジミンっぽくてステキですね。
2022年10月に行われた2022 THE FACT MUSIC AWARDS、Yet To Come in BUSANではどちらも「シルバーのラメ」。照明の加減でピンクっぽかったり。シルバーは照明の色に染まりやすいので、それはそれでキレイですね。
V(テテ)のカラー
テテのバースデーカラーは、2020年のInstagramでは「紫」。ボラヘカラーを生み出したテテなので、ある意味定着……といえるのかしら?
バースデーカラー診断では、テテの誕生日12月30日は「オータムリーフ」です。オータムリーフの特徴は「多くの人の後ろ盾となる人」。色言葉は奥義・自信・ロマンチック。これまたテテそのもの! メンバー以外の人脈も話題になるテテ。ホントに多くの人の後ろ盾になりそう。そしてロマンチックといえばテテですよね。
テテのマイクカラーは緑のイメージです。変わらず緑で来ていましたが、最近グレーを使用したり、その後、赤に変わっています。PROOFのインタビューで自分を表現する色は「赤」と語っていました。赤には「強烈という感覚が含まれている、僕もそういう多様な強烈さが欲しい」と。緑はテテの好きな色でしたが、自分を表現する赤へ変更したみたいです。
2022年10月に行われた2022 THE FACT MUSIC AWARDS、Yet To Come in BUSANではどちらも「赤のラメ」。確かに赤には強烈さがありましたね。
ファンが思う各メンバーのカラーは?
BTSのファンの間では共通認識のメンバーカラーが存在しています。ですが、こちらも変化が。カラーマイクが使われる以前は、よく着ている衣装の色などを参考に次のように言われていました。
- ナムジュン:黄色
- ジョングク:赤
- ジェイホープ:緑
- ジン:ピンク
- シュガ:オレンジ
- ジミン:ライトブルー
- テテ:青
そしてカラーマイクを使うようになってからは、共通認識のメンバーカラーもマイクカラーが基準になっているようです。
- ナムジュン:青
- ジョングク:紫
- ジェイホープ:赤
- ジン:ピンク
- シュガ:黒
- ジミン:黄色
- テヒョン:緑
最近ではこちらの方がしっくりくるという方が増えています。ただ、ジンがピンクというのだけは、変わりませんね。「みんながピンクが似合うと言ってくれたので好きになった」とジンは言っていましたが、ジン=ピンク、これだけは万国共通です。
SNSの反応
では実際ARMYのみなさんは、メンバーカラーをどのように思っているのでしょうか? みなさんのメンバーカラーの楽しみ方、SNSの投稿で見てみましょう。
やはりマイクカラーのイメージが強いみたいですね。たしかに落ち着くかも。
こちらはジミンのファンの方。ジミンの場合、マイクカラーのゴールドとBT21のCHIMMYのイメージからも「黄色」と思う人が多いみたいです。
この時のジェイホープのマイクはミントグリーン。やはりメンバーカラーはマイクカラー基準です。マイクカラーが変われば、メンバーカラーもチェンジって感じですね。
こちらはテテのマイクカラー緑と、新しいマイクカラー赤。まだテテ=緑のイメージの方が多いですが、そのうちテテのイメージカラーは赤に変わるかも?
やっぱりシュガは「オレンジ」という方が多いです。このオレンジヘアーをマネて髪をオレンジにしたり。黒よりは、オレンジの方が「取り入れた」という感じがしますよね。シュガのファンは、シュガ=オレンジが共通? かな。
こちらはジェイホープのバースデーカラー診断ですね。いろいろなメンバーカラーの定義があると、ちょっとしたことでつながりを感じられてお得かも。
キレイなボラヘカラー。ARMYにとって紫の正式名称は「ボラヘカラー」ですね。
【まとめ】これからも光輝くBTSを応援しよう!
メンバーカラーの基準はマイクカラーが主流。だけどそれも変化していく。そのためARMYたちは一つの色に捕らわれずそれぞれが印象に残った色をメンバーカラーとして楽しんでいます。
公式メンバーカラーがないのはちょっと寂しいのかなと思いましたが、逆でしたね。決まっていない分、どんな時も、どんなファッションでも「今日のココはあの時の〇〇と同じ色」など、その時々で共通項を見つけられてよりメンバーを身近に感じられている気がします。特にバースデーカラー診断の色は茶系のメンバーも多く、今日のバッグはテテカラー、今日はジミンカラーと身近に感じやすいかも。
これからもそれぞれが思うメンバーカラーを身に着けてBTSを応援し続けましょう! そしてやっぱりみんなお揃いのカラーが欲しいなという時、そんな時は絶対変わらない色「ボラヘカラー」ですね!