Twitterが最大文字数を「4,000文字」に拡張したあと、多くのユーザーがツイートできない状態になっています。この2つが関連しているかどうかは今のところ不明ですが、このタイミングは、長文ツイートが顕著に急増した直後のようです。
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大規模なTwitter障害発生、イーロン・マスクも対応指示
Webサービスの障害監視サイト「Downdetector」によれば、2月9日6時〜8時頃の間、Twitterでトラブルが発生したという報告が10,000件近くあがりました。
テックメディア「9to5Mac」によれば、この障害によって多くのユーザーがツイートできなくなり、以下のようなエラーメッセージが表示されたとのこと。
申し訳ございませんが、ツイートは送信できませんでした。再試行しますか、このツイートを下書きに保存しますか?
興味深いことに、他のユーザーには「1日のツイート送信制限を超えています」といった別のエラーメッセージが表示されることもあったそうです。なお、予約ツイートはなぜか問題なく使えたそうです。
「9to5Mac」は、Twitterが文字数4,000文字への超大型拡張を開始したことで、今日のアクティビティが大きく急増したと指摘しています。ただし今のところ、それが障害の原因であるかどうかはまだ不明だそうです。なお、この機能は現在、米国でTwitter Blueに加入しているユーザーのみに提供されています。
米経済誌「Fortune」のカイリー・ロビソン記者によれば、イーロン・マスクCEOは従業員に向け、「スーパーボウルを控えているため、システムの安定性と堅牢性を最大限に高めることを優先し、新機能の開発は当面休止」という緊急対応をメールで指示しています。
SCOOP: Elon has emailed staff following the Twitter outage.
“Please pause for now on new feature development in favor of maximizing system stability and robustness, especially with the Super Bowl coming up.”
— Kylie Robison (@kyliebytes) February 8, 2023
また、「サクラメントからの移行、アトランタの統合、GCPの使用量削減についても、少なくとも来週までは休止すべき」とフォローしたとされています。
「Downdetector」によれば、すでにTwitter障害の報告は4,000を下回っており、サービスはほぼ修復されたと見られます。とはいえ今後同じようなことが起こらないとは限らないため、フォロワーとは他の連絡手段ももっておいたほうが良いかもしれません。