小型のEV「McMurtry Sperling」が、ゼロヨン(0-400m加速のタイム)で世界最速の記録を叩き出しました。加速で世界最速の車の乗り心地はどのようなものなのでしょうか?海外YouTubeチャンネル「carwow」が実際に乗車し、レビューしています。
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「McMurtry Sperling」に試乗したドライバーの反応
「McMurtry Sperling」は、1000馬力のエンジンを搭載し、トラックに対応したロードカーです。また、ガソリン車ではなくEVということも特徴です。バッテリーパックは60kWhを搭載し、一度の充電で480㎞以上走ることができます。しかし、トラックを全力で走る場合は20分が限界とのことです。また、15分充電すれば80%まで貯めることができます。
さらに、車後方にはファンシステムがあり、この力で信じられない程の加速をすることができます。
このファンシステムの力は、スケボーに乗った人を押し出すことができる程です。
車自体は非常にコンパクトで、ドライバーは1人しか乗ることができません。しかし、乗り込むと中身は広く窮屈ではないとのことです。
それでは「McMurtry Sperling」に乗車してみましょう。 まずは、制限がかかっている状態で走ってみます。
全速力でなくても0〜60mを2.27秒、0〜400mを9.34秒で走り抜けました。ドライバーはこの速度でも十分速いと述べています。
それでは、最大である1000馬力で走ってみます。車が発進すると、体がシートに押しつけられます。
0〜400mの記録はなんと7.97秒でした。
この記録は、同Youtubeチャンネルのゼロヨン加速ランキングの1位よりも速い結果です。ちなみにランキング2位のRimac「Nevera」は、2021年にゼロヨン加速でギネスを獲得しています。
ドライバーはあまりの速さを経験してしまったため、降車すると力が抜けてしまったようです。
EVが加速に強いとはいえ、小型な見た目にそぐわない「McMurtry Sperling」の記録には驚き。乗ってみたいかといわれると、微妙なところですが…