2023年2月1公開の『BTS: Yet To Come in Cinemas』(通称:釜山コン)は、日本を含めた世界の映画館で上映されます。公開に先駆け、BTS公式は釜山コンサートを綴る動画を公開しました。練習・リハーサル映像も含まれています。
目次
- 1. BTSの釜山コンサートとは?
- 2. 象徴的な楽曲『Run BTS』の存在
- 2.1. 『Run BTS』で釜山コンサートは大熱狂
- 2.2. 「もう歌わないかもしれない」曲の存在
- 3. アンコールではジミンの誕生日をお祝い!
- 4. 涙で声を詰まらせるV 頭をなでるジミンの優しさ
- 5. 釜山コンサートがひとつの区切り
- 6. 映画特典にも注目が集中! ぜひ上映中に映画館へ
BTSの釜山コンサートとは?
韓国の釜山市では『2030国際博覧会』(万博)の誘致を目指しており、BTSは釜山誘致のための広報大使として活躍をしています。『BTS Yet To Come in BUSAN』は万博誘致を祈願するため、釜山で開催されたコンサート。日程は1日のみ、無料で観られるコンサートでした。
『BTS: Yet To Come in Cinemas』は、そのコンサートの模様を上演する映画となります。もちろん日本でも上映され、多くのARMYが前売り券を購入。最高に盛り上がっています。
『BTS Yet To Come in BUSAN』練習動画から伝わるメンバーの懸命さ
公開された動画は30分以上にも及ぶ練習・リハーサルを含む動画です。メンバーたちは明るく言葉を交わしながらも、一糸乱れぬダンスを目指し、練習を繰り返します。修正ポイントに気付いた時は、「こうしたほうがいいね」「こちらも見てね」と、相手が不快にならない言葉選びを。まず相手の気持ちを考えるところに、メンバーを思いやる配慮を感じます。
他のメンバーが休む中、1人振付の練習を続けるSUGA(ユンギ)が印象的。
リハーサル後も続く話し合い
練習室からコンサート現地に場所を変え、実際のステージに立ったBTS。試行錯誤をしながら、ステージに身体を馴染ませていきます。
リハーサル後の話し合いでは、アンコールステージでの並び方について、活発な議論が行われました。曲を並んで歌うのか、ある程度集まれば自由でいいのか。ステージでの動きを確認しながら、休む時間をどこに作るのかまで、全員が細かくアイディアを出し、ステージを造ります。
ランスルーは本番さながらの熱気
ランスルー(本番通りのリハーサル)では、本番さながらの熱意をみせるメンバーたち。ここで「危険」と判断され、実現されなかった客席降りもありました。観客がメンバーに殺到し、潰れてしまうことを懸念したのでしょう。
それでもARMYと楽しむために、懸命にパフォーマンスをする7人。「できることの中で、精一杯ARMYを楽しませたい」という、7人の誠意が伝わります。
象徴的な楽曲『Run BTS』の存在
『BTS Yet To Come in BUSAN』コンサートのメインとなるのは、やはり『Proof』に収録された『달려라 방탄 (Run BTS)』でしょう。『Proof』はBTSの歴代ヒット曲・ソロ曲を集めたアルバムで、『Run BTS』は新しく制作された新曲です。ポップさと迫力が光り、「BTSらしさ」がふんだんに詰まった曲で、ARMYの支持が高い一曲となりました。
どこか初期のやんちゃなBTSを思わせ、「進化を続けるBTSが、改めて原点回帰した曲」とも言えます。
『Run BTS』で釜山コンサートは大熱狂
公開された練習動画では、『Run BTS』を中心に懸命に練習するメンバーの姿が。既存の曲は振付を覚えていても、やはり新しい曲は何度も練習しながら身に付けます。実際にライブで披露したパフォーマンスを見ても、『Run BTS』の振付は大変そう。しかも、『MIC Drop』に続いての披露なため、メンバーは体力をフルに使って踊っています。
しかし、MIC Dropと繋げるからこそ、ボルテージが更に上がるところもあります。動画でも解るこの歓声。
「もう歌わないかもしれない」曲の存在
動画の中でリーダーのRMは、「『Cypher PT.3 : KILLER(Feat. Supreme Boi)』は、今回以降は歌わないかも」と語っています。Cypher PT.3 : KILLER(Feat. Supreme Boi)は2014年にリリースした曲で、RM(ナムジュ)ン、ホソク、SUGA(ユンギ)がラップの掛け合いを披露する曲。(Cypherはラッパー同士がスキルを披露し合うこと)
エネルギーがほとばしるこの楽曲は、少し過激な歌詞が多め。「今BTSにはそぐわない」と言うことかもしれません。ただし、3人のラップの迫力は一見の価値アリです。
アンコールではジミンの誕生日をお祝い!
10月13日に誕生日を迎えたジミンのために、アンコールでは『ハッピーバースデー』を大合唱。海外活動が多かったBTSにとって、韓国の大きな会場でお祝いする誕生日は、特別なものになったに違いありません。
ジミンは「皆さんに祝っていただく誕生日はとても特別。いつも誕生日なら良いと思う」と、笑顔で語っていました。この笑顔も必見! ぜひ動画で確認を。
涙で声を詰まらせるV 頭をなでるジミンの優しさ
コンサートが終わり、全員で感想を話す場面でのこと。楽しく語るメンバーの中で、Vが少し言葉に詰まる場面がありました。メンバーたちはすぐに察し、隣に居るジミンが「大丈夫?」と声をかけ、頭を撫でます。
この2日後、最年長のジンは軍入隊延期を撤回し、入隊する意思を明らかにしました。メンバーも知らないはずはなく、Vは色んな思いがこみ上げたのかもしれません。
釜山コンサートがひとつの区切り
韓国男性アイドルにとって、兵役はひとつの区切り。BTSはこの釜山コンサートを持って、7人での活動はしばらくお休みとなります。
このコンサートはBTSの集大成でもあり、ARMYにとって見逃せないものとなるはず。数年後には再開されるはずの、7人での活動を待つ中で、このコンサート映像は励みとなるでしょう。
映画特典にも注目が集中! ぜひ上映中に映画館へ
『BTS: Yet To Come in Cinemas』には大きな関心が集まり、特典付き前売り券はあっという間に完売。入場者特典もあり、2月1日~16日の期間にはオリジナルフォトカード(7種)がランダムで貰えます。今後も期間限定特典が発表されますので、ぜひご注目ください。
映画上映期間は、ARMYたちもお祭りの様に盛り上がるはず。ぜひ映画館に足を運んで、コンサート映像を楽しみましょう。