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Twitterで連載されて単行本化テレビアニメ化までした人気マンガ「ちいかわ」ですが、登場するキャラクター達が愛らしいのに加えて「ってコト」のようなちいかわ達の世界で使われている独特な言い方や言葉が話題です。
そんなちいかわの世界で使われている言い回しを「ちいかわ構文」というのですが、今回はちょっと不思議でクセになる「ちいかわ構文」を紹介したいと思います!
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Twitterで連載されて単行本化テレビアニメ化までした人気マンガ「ちいかわ」ですが、登場するキャラクター達が愛らしいのに加えて「ってコト」のようなちいかわ達の世界で使われている独特な言い方や言葉が話題です。
そんなちいかわの世界で使われている言い回しを「ちいかわ構文」というのですが、今回はちょっと不思議でクセになる「ちいかわ構文」を紹介したいと思います!
キャラクターグッズも発売していて様々なメディア展開をしているちいかわですが、もともとちいかわはどんなお話でどのような世界観なのか分からない方もいるのではないでしょうか? 登場してくるキャラクター達もそれぞれ魅力がありますし、見た目が凄いキャラクターなんかも登場するんですよね(笑)。そこでここからはちいかわについて解説したいと思います。
「ちいかわ」の正式名称は「ちいかわ なんか小さくてかわいいやつ」という作品名で略して「ちいかわ」と言うようになりました。また主人公の名前も「ちいかわ」と言います。ちなみにちいかわの意味は「ちいさくてかわいい」を略したもので、作者のイラストレーターであるナガノさんがもし小さくてかわいい生き物になれたらしたいという願望や想像を当初は描いたものだったようで、その後キャラや設定が増えていったようです。
連載はTwitterやInstagramで行われていますが、連載が進むにつれて登場したキャラクターや追加された世界観や設定が加わり、かわいい生き物を描いたほのぼの系の漫画というベースの中にどこか不思議で不気味な雰囲気さえ感じる時があるディープな作風が入り混じったシュールな作品へと変化してその気になる魅力から人気が出て定着していきました。ですのでファンもかわいさ好きファンとシュール好きファンで二分しています。
ちいかわのキャラクター達はちょっと独特なワードセンスの言い回しをする時があるのですが、これが「ちいかわ構文」と言われるようになり話題になっています。特に「ってコト」は色々な場面で利用しやすいからかよく使われているちいかわ構文のひとつです。これはもともとメインキャラのハチワレが口癖として使い始めたフレーズで「ハチワレ構文」とも言われるくらい。そんなハチワレのことを紹介したいと思います。
ハチワレは、ちいかわの作品内に登場するメインキャラクターである「ちいかわトリオ(ちいかわ・ハチワレ・うさぎ)」のメンバーで、青と白いの毛のハチワレ模様のちいかわと友だちの猫です。ちいかわやうさぎはちゃんと言葉が喋れないのでメインキャラクターの中で唯一ちゃんと喋れるキャラクターとして言葉が分からない話を翻訳したり目の前の状況を説明したりするある意味話の進行役ともいえる存在のキャラクターとなっています。
ハチワレは友達想いで明るくて好奇心旺盛なのですが、その好奇心旺盛さで討伐の時のように自分からトラブルに巻き込まれていくこともあります。時には友だちも巻き込んでしまうことも……。そんなピンチになるとよく「なんとかなれッ~」とやけくそで行動することもあるのですが大体それでなんとかなっていることが多いです(笑)。この「なんとかなれッ~」もちいかわ構文のひとつですね。
ちいかわの世界にも資格があるようで、ハチワレは資格取得の勉強を頑張ってちいかわと一緒に試験を受け草むしり検定5級を取得しています。資格を取ると報酬もアップするらしくなんかせちがらいですよね(笑)。一緒に試験を受けたちいかわは惜しくも不合格になってしまって一緒に合格したかったハチワレの切ない気持ちが草むしり編を読むと感じられます。ちなみにうさぎは草むしり検定3級を持っています(笑)。
なんとこんなにかわいいキャラクターなのにちいかわトリオは全員武器を所持していて、ハチワレは冷静さが必要そうな進行役であるのにトリオの中でも早い段階で水色のさすまたを手に入れています(笑)。その武器を持ってちいかわ達を誘ってデカモフというキメラを討伐しようと真っ先に挑もうとするなど意外に猪突猛進型なところがありそうです。ちなみにちいかわの武器はピンクのさすまたでうさぎは棒になります(笑)。
ねとらぼ調査隊では2021年12月1日から12月8日の間でいちばん好きなちいかわのキャラはというアンケートが実施されたのですが、ハチワレは3位のちいかわと2位のうさぎを抑えて断トツのいちばん人気でした。やはり社交的でみんなを思った行動や気持ちがよくエピソードとして出てくるので、とても好感度が高いのかもしれませんね。カメラを持っているのでちいかわ達の写真を撮っている様子なんかも友だち思いの印象があります。
「ってコト」はちいかわ構文の中でも作品中でもっともよく使われてる言葉のひとつです。「ってコト」がどうやって作品の中で使われてどういう意味で使われているのか自分が構文を自然に使う為にも参考になるところではないでしょうか? 「ってコト」の意味や使いどころなど作品の中で使われているシーンはどういう場面か紹介しながら解説していきたいと思います。
ちいかわの作品中でハチワレがいちばん最初に「ってコト」を使ったのは草むしり検定編でした。ちいかわと一緒に草むしり検定5級を受けたハチワレでしたが結果はハチワレは合格してちいかわは不合格。一緒に合格したかったハチワレ切ない気持ちでいましたが、そこにちいかわは合格のお祝いにハチワレに似た猫の形のクッキーを持ってきてくれました。ハチワレはクッキーを受け取り「ってコト」を初めて使っています。
ちいかわ達が前から行きたかった三ツ星レストランに行った時、そこで自分達より大きい怪物のような店員さんに迎えられます。店員さんの言われるがままにお風呂という名の煮えた鍋に浸かり保湿と言われて油を塗られておまじないと言われて塩コショウを振られ気が付けばトルティーヤの具として巻かれていました(笑)。そこでやっとおかしいことに気が付いたハチワレが「ってコト」を使います。なんかコワかわいいエピソードですね(笑)。
ちいかわとハチワレがインターネットコーナーへ行った時、お酒ばかり飲んでいるくりまんじゅうが動画を見ているところに遭遇します。何を見ているか覗くと、なんとひたすらお肉を切っている動画でした(笑)。それを見たハチワレが不要な脂肪分を取り除いている作業なのかと考察して「ってコト」を使います。ちいかわ達は調べ物があるとネットカフェみたいな場所に行くのですが登場キャラ全員ネットの使い方がシュールです(笑)。
何度か登場する「無限白米湧きドコロ」というスポットのような所を知ったうさぎがちいかわとハチワレを案内すると地面に埋まった炊飯器とホカホカに炊けているご飯を発見します(笑)。その時にハチワレが炊き立てに感動して「ってコト」を使用するんですが、ホカホカでも地面に埋まった炊飯器の中にあるご飯に感動して皆で食べる平気具合が凄いですよね。しかもふりかけをかけて食べてますからさらに凄いです(笑)。
4人組グループのパジャマパーティーズが一生懸命活動して少しずつ人気を上げて大きなイベントらしき「むちゃフェス」で歌おうか話していたいたところで突然現れた巨大な鳥にメンバー3人が連れ去られてしまいます。そこで残ったひとりがパジャマを着たちいかわ達に声を掛けて他のメンバーが戻ってくるまで加入して欲しいとスカウト。そこでハチワレが「ってコト」を使用します。この話はパジャマ姿のちいかわ達がかわいいです!
思わず自分も使いたくなってしまうちいかわ構文「ってコト」ですが、そんな中2022年にツイッター上で飛びかったワードのうち最もつぶやかれたフレーズを調査した「SNS流行語大賞 2022」で「ってコト」が大賞に輝いたんです! ちいかわ構文の中でも色々な会話の中で使いやすいことが要因となって人気を集めました。つぶやきの数はなんと累計270万回以上です!
「ってコト」は2020年頃からちいかわ構文のひとつとして既にSNS上でよく使われてはいましたがテレビアニメ化やアパレルなどとの企業コラボで「ちいかわ」という作品がより注目されて人気度が高まり、ちいかわ構文も今まで以上に注目されたことが大賞に輝いた理由なのではないかと思われます。特に2021年から2020年にかけて多くの人が「ってコト」をよく使ってつぶやかれるようになったようです。
SNS流行語大賞2022の大賞に輝いた「ってコト」ですが、それ以外にどんなフレーズがランクインしたのでしょうか? 2位はフジテレビ系ドラマ「silent」で3位はNHK連続テレビ小説「#ちむどんどん」と人気ドラマがランクイン。4位はVTuber壱百満天原サロメの影響が強いとされている「おハーブですわ」。5位は漫画「SPY×FAMILY」のキャラクターであるアーニャの「アーニャ語」でした。
人気ドラマやVTuber、他のアニメの関連ワードを抑えて堂々の1位になった「ってコト」ですが、イー・ガーディアン株式会社の調査によるとリツイートも含めた1日あたりの話題量は2021年5月時点では約600件だったのに対して2022年11月時点になると約1万件にアップしていたそうです。この爆発的な話題量アップは文句なしの大賞と言えますしグッズやコラボ商品の売れ行きも好調になっています!
ちいかわ構文はSNSで多用されているだけあってSNS上での反応はとても良好です。ちいかわ構文を使ったつぶやきも多いですし作品としての感想も多くあがっています。流行語大賞を獲ったことにも称賛の声が多く寄せられていて、「ちいかわ」は幅広いファンを獲得した大人気作品と言って過言ではないのではないでしょうか? そこで気になるSNSでの反応をまとめてみました。
思わず使いたくなるちいかわ構文「ってコト」をうまく利用して自分の話題をツイートしてる人が多く見られるようになりました。水槽の中のサメが3匹重なっているところを発見した人がことわざともじってつぶやいたりゲーム実況過程の解説に浸かったり見掛けたハプニング状況に対する説明と感想を一緒につぶやくために使ったりとハチワレのように説明や感想の場面でよく使われているようです。
自身のことをちいかわの世界観と融合させたファンアート付きのツイートもありました。コミケという場所にちいかわのキャラクターがたくさんいるのもかわいいですしコミケにいても違和感がないですよね(笑)。他にもファンアートはいくつもツイートされていて、自分の好きなキャラクターをもしもの描写で描いているのでイラストを見ると笑ってしまったり癒されたりしてしまいます。ちいかわが愛されている証拠ですね!
「ってコト」などに代表されるちいかわ構文をはじめ、ちいかわという作品自体がファンが育てて大人気になった作品のように思います。その分色々な人達から大きく愛されて長く人気を保てる作品になったのではないでしょうか? 「ってコト」や今まで登場したちいかわ構文以外にもこれから新しい構文が生まれるかもしれません。構文から作品まで「ちいかわ」にこれからも注目です!
インスタでも「ってコト」の構文は活躍しています。ちいかわ英会話の本を取り上げて思わず上達してしまう意味合いで使ったり予想していない当たりくじを引いてしまった時に使ったり旅行で最高の景色に出会ってしまったことを伝えたい時に使われたりと、思わずの感想などを伝えたい時に「ってコト」が多用されているようです。「ってコト」は使える場面が多いですね。
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