Appleが今秋に新チップM3を搭載した「MacBook Air」を発表するというリークが登場しています。
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M3チップ搭載MacBook Airが2023年後半に登場とのリーク
Appleは先日、新チップM2 Pro/M2 Maxを搭載した「MacBook Pro」を発表しました。これらの最新チップは、M2チップをベースに、CPUとグラフィックス性能を強化し、電力効率を向上させたものです。
しかし、これらのチップは期待されていた3nmプロセスへの微細化はなく、前チップからの性能向上もCPUが20%、グラフィックスは30%程度に収まっています。それにも関わらず、価格は約29万円からと前モデルの発売価格から大幅に上がりました。
◆ 関連:新型Macbook Proは〝5万円値上げ〟M2 Pro/Max搭載でグラフィックス性能が30%向上、バッテリーは22時間駆動との発表このように微妙なアップデートとなった新型「MacBook Pro」に比べ、期待できそうなのが次世代「MacBook Air」です。同社は昨年6月、新しいM2チップを搭載した再設計のMacBook Airを発表しました。テック系メディア「wccftech」によれば、このAirの次世代モデルが2023年後半に登場するとのこと。
同メディアが引用した台湾メディア「Digitimes」のレポートでは、3nmプロセスのチップを搭載した新型「MacBook Air」が、2023年後半に登場するとされています。順当にいけば、このチップは3代目のMac向けAppleシリコン「M3」となるはずです。
このレポートが正しければ、Appleシリコンとしては初めて「M3」チップが3nmプロセスを採用することになります。これまでのAppleシリコンは5nmで設計されていたため、3nmへのジャンプでは大きな性能と電力効率の向上が期待できます。
なお、レポートでは「MacBook Air」のその他の詳細スペックや発売時期については触れられていません。ただし「MacBook Air」については2022年にデザインが変更されたばかりのため、新モデルでの大きなデザイン変更はないと考えられます。
また、「Wccftech」は、2024年の「MacBook Pro」がM3 ProおよびM3 Maxチップを搭載することを示唆しています。また、M3チップは13.6インチの「MacBook Pro」にも搭載される予定とのこと。ただし、これらの情報はあくまでリーク段階であるため、あくまで参考程度にしておくべきだと指摘しています。