GoogleがAppleの「AirTag」に似た紛失防止タグを開発しているとのリークが登場しています。
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Googleの紛失防止タグはUWB搭載&スピーカー付き
2021年以降、Googleは「Pixel 6 Pro」や「Pixel 7 Pro」といったハイエンドモデルに超広帯域(UWB)接続を搭載してきました。現在のところ、この機能は車のロック解除やファイル転送といった用途には使われていませんが、GoogleはさらにこのUWBの活用しようと狙っているようです。
Google端末に詳しいリーカーのクバ氏(@Za_Raczke)によれば、GoogleはAppleの紛失防止タグ「AirTag」に似た端末、コードネーム「grogu」の開発に取り組んでいるとのこと。
Google is working on a smart tracker similar to Apple's AirTag, codename "grogu" – report 🧵👇 pic.twitter.com/8K6KO7tfzj
— Kuba Wojciechowski⚡ (@Za_Raczke) January 16, 2023
Appleの「AirTag」は、iPhoneなどに搭載されているUMBチップと連携する紛失防止タグです。テック系メディア「9to5Google」は、Googleは独自の「Finder Network」を構築し、Apple AirTagsに対抗し、PixelスマホでUWBをより便利に使えるようにするのが目的だと指摘しています。
Googleは「grogu」の他にも、「GR10」や「Groguaudio」といった別称で開発を進めているとのこと。「9to5Google」によれば、開発を手動しているのはNestチームで、トラッカーには様々なカラーバリエーションがあるとのことです。
また同メディアは、「Groguaudio」というコードネームが、トラッカーがスピーカー機能を搭載していることを示唆していると指摘しています。AppleのAirTagでも、内蔵スピーカーはプライバシー対策と位置情報の補助の両方の役割を果たす重要なものです。
Googleの紛失防止タグがいつ発売されるのか、開発期間はどれくらいなのかなどについては現時点では不明です。ただし「9to5Google」は、UWBを搭載したNest Audioの後継機が2023年秋か2024年春に発売されるという予想から、同様のUWBをサポートしたトラッカーも同時期に発売される可能性があると指摘しています。