Googleが発表を予告している新型タブレット端末「Pixelタブレット」に搭載される新機能について、テック系メディア「9to5Google」がリークしています。
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Pixelタブレットの機能3つが新たにリーク
Pixelタブレットは、スピーカー付き充電ドックに接続することで、スマートホームデバイスとして使えることが特徴のタブレット端末です。今回のリークは、Android 13 QPR2 ベータ版から明らかになったものです。
【1】バッテリー保護機能
Pixelタブレットはスピーカー付き充電ドックに接続することでスマートホームとしての役割を果たせることが特徴です。「9to5Google」によれば、Pixelタブレットには独自のバッテリー保護機能が搭載されているとのこと。
デフォルトでは、ドックはデバイスを90%の容量までしか充電させず、停止します。設定を変更すれば、Pixelタブレットをフル充電することが可能です。
これにより、Pixelタブレットはバッテリー寿命を長くすることができます。Pixelスマホも同様の機能を提供しており、通常の起床時間の近くで100%の容量に達するようにし、バッテリーが長時間満タンのままにならないようになっています。特にPixelタブレットは長時間ドックに置くことが想定されるため、充電の上限が90%というのはより安全なラインです。
【2】スタイラスペンに対応
「9to5Google」によれば、Pixelタブレットはスタイラスペンの充電に関する通知が表示される機能が含まれているとのこと。これにより、スタイラスに対応していることが分かります。
Pixelタブレットのスタイラスがどのように充電できるのか、Googleが独自のペンを提供するつもりなのかはまだ不明です。ただし、タブレットに詳細なバッテリー残量を表示する機能が搭載されていることは明らかなようです。
【3】クイックメモ機能
興味深いことに、スタイラスには新しいクイックメモ機能が搭載されているとのこと。「9to5Google」によれば、スタイラスのボタンを押すと、メモを取るためのアプリがすぐに起動するそうです。このクイックメモは「バブル」に表示され、一旦おいて必要なときに再開することもできるとされています。
この機能が対応するアプリの最有力候補はGoogle Keep Notesですが、現在のところ、このアプリはこのような機能に対応していません。なお同メディアは、クイックメモを起動する機能は、USIスタイラスをサポートする他のAndroidタブレットでも利用できるようになるはずだと指摘しています。
GoogleはPixelタブレットを2023年に発表するとしていますが、詳細な次期を明かしていません。Googleの直近のイベントとしては、5月に開発者向けイベント「Google I/O」が例年通りであれば開催されるはずです。