9月に発表される見込みの「iPhone 15」シリーズについて、経済紙記者のマーク・ガーマン氏が詳細なリークを公開しています。
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次世代「iPhone 15」の詳細な変更点が明らかに
テック系メディア「MacRumors」が共有したガーマン氏の最新レポートによれば、iPhone 15シリーズはiPhone 14シリーズと同じ4つのスクリーンサイズ、つまりは、6.1インチのiPhone 15、6.7インチのiPhone 15 Plus、6.1インチのiPhone 15 Pro、6.7インチのiPhone 15 Pro Maxが期待できるとのこと。
なお同氏は、iPhone 15 Pro Maxについては、「iPhone 15 Ultra」という名称に変更されるかもしれないと示唆していました。これは「Apple Watch Ultra」で初めて採用された命名ルールに続く流れです。
さらにガーマン氏は、AppleがDynamic Islandを今年後半に発売されるiPhone 15の全4モデルに拡大する予定だと確認しました。Dynamic Islandは、iPhoneのディスプレイ上部にあるだ円形の切り抜きで、従来モデルにあったノッチの代わりとなるものです。この機能は、現在、iPhone 14 ProとiPhone 14 Pro Maxに限定されています。
なお、ディスプレイ業界に詳しいアナリストのロス・ヤング氏は以前、Dynamic Island(表ではPill+Hole)はiPhone 15の4モデルすべてに搭載されると主張していました。この噂が、今回ガーマン氏によって裏付けられた形です。
Based on the technical challenges remaining for under panel cameras to meet discerning brands quality requirements as well as panel manufacturers' cost requirements, I still believe this roadmap makes sense for the iPhone. pic.twitter.com/3ck5X3sVcL
— Ross Young (@DSCCRoss) May 10, 2022
またガーマン氏によれば、すでに予想されているように、iPhone 15の4モデルすべてに、LightningではなくUSB-Cポートが搭載されるとのこと。著名アナリストのミンチー・クオ氏は以前、Proモデルに搭載されるUSB-Cポートは、Lightningよりも大幅に高速なデータ転送速度を提供すると述べていました。
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I predict that 15 Pro & 15 Pro Max will support at least USB 3.2 or Thunderbolt 3. This spec upgrade means the wired transfer and video output user experience will significantly improve.— 郭明錤 (Ming-Chi Kuo) (@mingchikuo) November 17, 2022
15 Pro & 15 Pro Maxは、少なくともUSB 3.2またはThunderbolt 3をサポートすると予測しています。このスペックアップは、有線転送とビデオ出力のユーザーエクスペリエンスが大幅に向上することを意味します。
ガーマン氏は他にも、iPhone 15 Proモデルが物理ボタンの代わりに、触覚ボリュームボタンを搭載するというクオ氏のリークを裏付けました。これは、iPhone SEのホームボタンや新しいMacBookのトラックパッドの仕組みと同様に、ボタンを押したときの感触をシミュレートするとのことです。
また、フレームはより頑丈なチタン製とのこと。チタン製の筐体は、現在「Apple Watch Ultra」に採用されています。