「MacBook Pro」や「Mac mini」など、2023年に登場が期待されるMacシリーズのリーク・ウワサをテック系メディア「MacRumors」がまとめています。
*Category:
2022年最終版:Macシリーズのリーク・予測・噂まとめ
2022年に発表されたMacは、M1 Ultraチップ搭載の「Mac Studio」、M2チップ搭載「MacBook Air」と13インチ「MacBook Pro」の3モデルでした。2023年にアップデートが期待される6モデルは以下の通り。
【1】MacBook Pro
14インチと16インチの「MacBook Pro」は2021年10月に発表されたモデルで、すでに発売から1年以上が経過しています。Appleはこの秋にアップデートモデルを発表すると予測されていましたが、この計画は2023年に延期されたようです。
経済紙記者のマーク・ガーマン氏によると、M2 Pro/M2 Maxチップを搭載した新型MacBook Proは2023年の前半に発売される予定とのこと。昨年、Appleは4月にイベントを開催していたため、このモデルも2023年の春のイベントで発表される可能性があります。
このモデルは大きなデザイン変更はなく、チップの更新のみに留まると予測されています。M2 ProとM2 Maxの搭載により、このモデルではより高いパフォーマンスとバッテリー効率の実現が期待できそうです。
【2】iMac
現行のM1搭載iMacは2021年4月に発表されました。ガーマン氏によれば、既存の24インチiMacの後続モデルは開発中だが、M3チップを搭載する場合、このモデルは2023年後半まで出荷される可能性は低いとのこと。
また、Appleが「iMac Pro」と名付けられたiMacのハイエンドモデルに取り組んでいるというウワサもありますが、ガーマン氏によると、このモデルはApple内部で遅れに直面しているとのことです。
【3】Mac mini
Mac miniは、M1搭載モデルが2020年11月に発表されて以降、新モデルは登場していません。AppleがMac miniの再設計に取り組んでいるというウワサはいくつもありましたが、現在はあまり聞かなくなっています。
ガーマン氏によると、Appleは2023年頃の発売を目指し、M2 Pro/M2 Maxチップを搭載したMac miniモデルをテストしているとのこと。アップデートされるモデルにデザインの変更はなく、既存モデルと同様のユニボディなデザインになるようです。
【4】MacBook Air
M2搭載MacBook Airは、2022年6月に発表されたばかりのモデルです。さらに、ディスプレイ業界に詳しいアナリストのロス・ヤング氏によれば、Appleは早ければ2023年春に15.5インチディスプレイを搭載したMacBook Airを発表するとのことです。
このモデルはリーク通りであれば、MacBook Air史上最大のモデルになります。その他に詳細なウワサはありませんが、デザインに関しては、現行のMacBook Airと同じようなノッチ搭載&フラット形状になりそうです。
【5】Mac Pro
Mac Proは、Appleが提供する最もパワフルなモデルです。しかし、現行のMac Proは発売から3年以上が経過しており、明らかにアップグレードを時期を迎えています。Mac Proは現在、Appleのラインアップの中で唯一Apple製シリコンに移行していません。
Appleは以前からAppleシリコン搭載Mac Proをテストしているものの、その開発はいくつかの難題に直面しているそうです。ガーマン氏によると、AppleはMac Proに最も強力なチップM2 Extremeを搭載して提供する計画を断念したとのこと。その代わり、Mac ProはM2 Ultraチップのみを搭載し、異なる構成と拡張性を持つようになるそうです。
【6】Mac Studio
2022年3月に発表されたMac Studioは現状、Macシリーズの最上位モデルに位置しています。Mac Studioに大きな変更が行われるウワサはありませんが、「MacRumors」はM2 MaxとM2 Ultraチップを搭載したモデルは登場するかもしれないと指摘しています。
同メディアによれば、Appleは現在、このM2 Maxチップを内部でテストしているとのこと。今年の春にMac Studioのリフレッシュ版が登場する可能性はありそうですが、「Mac Pro」の存在を考えると、どうなるかが予測しづらいモデルです。