多摩動物公園にいる動物たちの様子を日々紹介している多摩動物公園公式Twitterアカウント(@TamaZooPark)に投稿された生後半年のマレーバク、リンちゃんのご飯の食べ方が独特過ぎると話題になっています。
リンちゃんの成長の過程と動物園で生活している動物たちの様子をチェックしていきましょう!
そもそもマレーバクってなに?
マレーバクは東南アジアの水辺のある森林から草地の湿地帯に生息しています。見たことがある方はわかると思いますが、黒と白のツートーンに分かれている変わった見た目が印象的ですよね。実は生まれた子どもには「ウリボウ」と呼ばれる白い点々模様があります。イノシシのウリボウは目にする機会はあっても、マレーバクでも同じような斑点の柄になるとは驚きです!
多摩動物公園でマレーバクの赤ちゃんが誕生!!
2022年5月9日にマレーバクの赤ちゃんが誕生しました。女の子で名前は「リン」と飼育員さんたちが決めたそうです。5月の下旬頃からお母さんと一緒に展示場デビューしました。生まれて4日目の実際のお写真がこちら! 小さい頃のわずかな期間しか見れないウリボウのリンちゃんの、とても可愛いですね!
マレーバクは水が大好き!!
マレーバクは意外にも水に入ることが大好きな動物です。多摩動物園でも常時マレーバクが水浴びできるようにプールが設置されています。リンちゃんも徐々に展示場に出れるように水浴びの練習を行っていました。浅めに張ったプールでたくさん遊んでいたリンちゃんですが、遊びに夢中になってしまいお母さんを見失ってしまった様子。慌ててお母さんを探す姿が微笑ましいですね。
お母さんと仲良しなリンちゃんの寝姿が微笑ましい
仲良しのリンちゃんとお母さんは寝るときも一緒に寝ているそうです。密着しているので、体の模様のおかげで2匹の並んでる姿を上から見ると市松模様に見えちゃいます。生後4か月頃の写真ですが、もうウリボウから大人と同じ模様に段々変化しているのがわかりますね。とはいえまだまだ体は小さいリンちゃんです!
生後半年になったリンちゃんのご飯を食べる姿に思わず見入っちゃう!!
2022/11/22にリンちゃんのご飯を食べる様子が投稿されました。主食である干し草を食べていますが、ダラーっと横たわりながら口だけモグモグ。口の周りにご飯がなくなったと思ったら、頭を動かし器用に鼻で干し草をたぐり寄せて、またモグモグ……。この怠惰な食べ方はマネしようと思っても容易ではありません。休日のお父さんでもここまでダラダラしていないでしょう。そんなリンちゃんですが生後半年を迎え、健康に育っているとのことです!
SNSの反応は?
ここで、SNSに投稿されているコメントを紹介します。
「これ見たら何もかもがどうでもよくなった」
筆者も見たときはつい見とれてボケーっとしていました。何も考えたくないときに見たら、とても癒されること間違いなしですよね!
「寝ながら食べるは誰に教わったの? 可愛いです」
お母さんも同じように食べていたのかな?と推測しちゃいますよね。だらけ方に人間味があってとても可愛いです!
リンちゃんは昔からこの食べ方をしていた!?
とても怠惰な食べ方をいていたリンちゃんですが実は生後2か月頃、赤ちゃんの時からこの食べ方をしていたようです。この時のリンちゃんは眠くて眠くて仕方ないようで、今にも寝てしまいそうな様子。人間の赤ちゃんも食べながら寝落ちしてしまう姿をみることがありますが、動物でも見ることができるとはちょっと意外でした。リンちゃんにとっては、ここがとても安心できる場所なんですね!
多摩動物公園には色んな動物がたくさん!!
多摩動物公園の公式Twitterには他にも動物たちの日常が投稿されていますが、その中で特に可愛かったコアラの体重測定の様子を紹介します。こちらは2021年5月に生まれた女の子のコアラです。大きさの比較をするためにぬいぐるみと一緒に体重計に乗っていますが、どっちがぬいぐるみかわからないくらい可愛い! 「ぎゅっ」と握りしめてるところがたまらない! しっかり成長していることがわかる写真ですね。
今会いに行ける赤ちゃんの動物はいるの?
多摩動物公園には日々色んな動物の赤ちゃんが誕生しています。貴重な動物の赤ちゃんを見れるのも動物園の魅力的ですよね! 2022年7月22日にはレッサーパンダの赤ちゃんが2頭誕生しています。2頭とも男の子で、11月10日からお母さんと一緒に公開されているとのこと。また、直近だとサーバルの赤ちゃんは10月22日に誕生しています。こちらはまだ公開はされていませんが、これからの成長がたのしみですね!
多摩動物公園公式Twitterでは動物たちの日常や、赤ちゃんの誕生について投稿がされているのでチェックしてみてはいかがでしょうか。