iPhone 15 Proモデルのカメラについて、早くも2つの重要な変化がリークで明らかになっています。
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iPhone 15 Proのカメラに訪れる重要変化2つ
著名アナリストのミンチー・クオ氏は以前、iPhone 15 Pro Maxは、ペリスコープレンズを搭載し、大幅に強化された光学ズームの恩恵を受けるとリークしていました。
ペリスコープ(潜望鏡)とは、レンズから入った光を、角度をつけたミラーで反射させ、カメラセンサーに写す方式です。光の進む方向が変わることで、より長い望遠レンズ搭載が可能になります。
なお、ペリスコープレンズを搭載したAndroid端末はすでにいくつか存在しており、サムスンのGalaxy S22 Ultraは、最大10倍の光学ズームと100倍のデジタルズームを搭載しています。
クオ氏によると、このセンサーは12MP解像度で、F2.8の開口部と最大6倍の光学ズーム、センサーシフトによる手ぶれ補正を備えているとのことです。ちなみに、iPhone 14 Proモデルは、光学3倍ズームに限定されています。
さらに今回「Nikkei Asia」経由の情報により、AppleのiPhone 15にはソニーの最新の「最先端」イメージセンサーが搭載されることがリークされました。
テック系メディア「MacRumors」によれば、このソニーのイメージセンサーは、一般的なセンサーと比較して、各画素の彩度信号を2倍にすることで、より多くの光を取り込み、露出不足や露出過多をカットすることができるとのこと。これにより、強い逆光でも人物の顔をうまく撮影できるようになるそうです。
ソニーは、フォトダイオードとトランジスタを別々の層に配置する半導体アーキテクチャを採用し、より多くのフォトダイオードを搭載できる技術を開発しています。iPhone 15の全モデルにこの新しいセンサーが採用されるのか、それともProモデル限定なのかどうかは不明です。
その他、iPhone 15シリーズは初めてUSB-Cポートを搭載し、Proモデルは新チップのA17 Bionic、通常モデルにはA16 Bionicが搭載される見込み。例年通りであれば、iPhone 15シリーズは2023年の9月頃に発表されます。