2022年11月11日「旭山動物園ライオンの赤ちゃん一般公開へ」というニュースを目にしました。北海道にある旭山動物園でライオンの赤ちゃんが生まれたのは実に14年ぶりとのこと!そのかわいらしい姿を一目見ようと、旭山動物園には連日多くの人で賑わっています。
今回は、そのライオンの赤ちゃんがどのような子達なのか、見にいった人達の反応を調査してみました。
お披露目された赤ちゃんを紹介!
11月11日から一般公開となった「ライオンの赤ちゃん」ですが、実は旭山動物園でライオンが誕生したのは2008年以来14年ぶりとのことで、この子達が生まれた時から会えるのを楽しみにしていた人もいるのではないでしょうか。まずは今回、お披露目された「ライオンの三つ子」ちゃん達が、どんな子達なのか紹介していきます。
三つ子の赤ちゃんのプロフィール
今回、旭山動物園にて公開されたライオンの赤ちゃんは、全部で「3匹」みんな「雌」とのことです。「2022年9月12日」の朝6時ごろに生まれました。名前は「フウ(風)」「レイ(麗)」「イト(糸)」と名付けられ、親しまれています。女の子らしく可愛い名前で、覚えやすいですね。2022年11月現在の体長は尻尾を除いて約45㎝、体重が7〜9kg程あるそうです。生まれた時は体長約30㎝、体重が約1.3kgだった子達が、2ヶ月くらいで体長は1.5倍に体重は5倍位以上にもなっているので、あっという間に成長しますね。
三つ子のお母さんとお父さん
旭山動物園の三つ子の赤ちゃんのお父さんの名前は「オリト」で2018年に岡動物園(群馬県)からやって来た5歳の雄、お母さんの名前は「イオ」で2021年の10月にとべ動物園(愛媛県)から来た2歳の雌です。イオはまだ旭山動物園にやってきて1年くらいしか経っていないのですね。
2匹の出会いは2022年の4月、春に屋外で同居を初めます。初めは同じ空間にはいるもののかなり距離があり警戒している様子だった2匹は、約2週間後には少し距離も縮まり順調な様子でした。しかし、イオをオリトが追いかけているような場面が多く、オリトがしつこく追いかけてイオに怒られているようなこともありハラハラする場面もあったそうです。そんな2匹は日に日に近づいて、新しい命を授かり今やお母さんお父さんとなりました。
三つ子の赤ちゃんの成長、お披露目されるまでの過程
2022年8月25日から、お母さんライオン「イオ」は出産の可能性があるため展示中止となります。人と違い超音波検査等で赤ちゃんがお腹にいることを確認できるわけではないので、見た目からですがこの頃のイオのお腹は確かに大きくなっているように見えました。そこから、イオが安心して出産できるようにと用意されたお部屋で過ごしまます。そこにカメラを設置し、イオがどんな様子なのかを観察していたようです。
そして、約2週間後の9月12日の午前6時ごろ、出産しました。カメラ越しでしか観察できないため、生まれてすぐは何匹赤ちゃんがいるかは分からなかったようです。3匹いると発表されたのは、10月の初め頃でした。それ以降のイオと赤ちゃんたちの様子は 旭山動物園の公式InstagramやTwitterでも時々公開されており、ちょっとずつ大きくなっている姿を見ることができます。
10月の末からはお披露目に向けて、屋外練習も始まっていました。いつまでも、屋内の部屋では子供達は遊び回れないでしょう。初めは、イオお母さんと三つ子だけでしたが、11月5日にオリトは三つ子の赤ちゃんと初対面を果たします。飼育員さんもドキドキの初対面だったようですが、心配ありませんでした。オリトは子供たちと遊んだり体を舐めてあげたり、ちゃんと子育てをしているようです。まだ、イオお母さんの監視の下ですが、三つ子の方もお父さんの立髪を引っ張って遊んだりして、とっても楽しそうですね。
会いに行った人達の感想
冬期開園が始まってライオンの三つ子の赤ちゃんに会いに行った人たちは、「ぬいぐるみみたいで可愛かった」「今世界で最も幸せな家族」などやはり可愛いという声が多いです。本物には会えていませんが、写真や動画でも赤ちゃんのもこもこしたぬいぐるみみたいな可愛らしさや、家族仲がいい様子はすごい伝わってきますね。百獣の王と言われるライオンですが、このくらい小さいとまだまだ王という感じはしませんね。
今後も3匹の成長に注目です!
14年ぶりに旭山動物園で生まれたライオンの赤ちゃんですが、とても成長が早く日々大きくなっているようです。小さくて、可愛い姿を見たい方は今のうちに会いにいきましょう。成長は嬉しいですが、ぬいぐるみみたいに可愛い時期はあっという間で、すぐに大人のかっこいいライオンになってしまいます。これからも、三つ子が元気で成長できるように、またお母さんお父さんも元気で健康に過ごせるように応援しましょう。