Apple Watchには「長方形」のディスプレイが搭載されています。
Appleが、ディスプレイに「円形」ではなく「長方形」を採用した理由について、Appleに詳しいYouTubeチャンネル「Apple Explained」が解説しています。
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Appleが考える、スマートウォッチの存在意義とは?
2015年にAppleがスマートウォッチを発表したとき、多くの人が円形のディスプレイを搭載することを予想しました。
なぜなら、従来の腕時計は円形のデザインを採用していることが多く、そして、以前に発売された「Moto 360」のようなスマートウォッチも円形のディスプレイを搭載していたからです。
しかし、Appleが採用したデザインは「長方形」でした。
Appleが長方形を選んだ理由は、一般的に手首に装着するデバイスをスマートウォッチと呼びますが、Appleはスマートウォッチのことを手首に装着するスマートフォンのミニチュアだと考えたからです。
Apple Watchに表示されるコンテンツのほとんどは、長方形のディスプレイを持つiPhoneから直接送られてきます。
そのため、Apple Watchのディスプレイは、長方形を採用しています。長方形であれば、メッセージなどを、ディスプレイの上部、下部、そして側面まで届くように表示することができます。
一方、ディスプレイが円形だった場合、テキスト、Eメール、カレンダーなどを表示させようとすると、表示や使い勝手において深刻な問題が発生します。