みなさまは「侍」と聞くとどんなイメージをしますか?それが「外科侍」だとどうでしょう。今回ご紹介する「SAMURAI」はロッキー山脈の麓に位置するコロラド州デンバーで獣医師として働いている院長のDr.Jeff。そこで繰り広げられるDr.Jeffと仲間たちの奮闘を記録したドキュメンタリー番組「デンバー動物クリニック」をご紹介します。
終わりなき挑戦に立ち向かい続けているチームDr.Jeff
デンバー動物クリニックは8万人の顧客を抱え、来る日も来る日も多忙でカオスな日々が続いています。しかしそこで対応するスタッフは誰もが優しい目をしていて、愛情と笑顔が絶えず、どんな状況でもユーモアたっぷりにそのカオスを楽しんでいるようです。
外科侍Dr.Jeffの使命とは!?
そんなアットホームな空間、デンバー動物クリニックの院長である外科侍ことDr.Jeffは全ての動物たちを救うことに使命を感じており「治療費を用意出来ない飼い主に殺処分を提案する病院もありますが我々はお金のない飼い主を見捨てません」と力強く言います。他の病院で治療を断られたり多額の治療費を請求されて困り果てた飼い主たちが、彼らに救いを求めてデンバー動物クリニックへやって来るのです。
Dr.Jeffのチームは極めて貧しい地域で生活をする動物とその飼い主たちも見捨てることはありません。どうすれば助かるか、救えるのかを考えて行動を起こします。Dr.Jeffのチームは、長年に渡りクリニックでの診療の合間をぬっては自ら出向いて去勢や避妊手術を始めとした診療ボランティアを今でも続けていて、多くの動物たちと飼い主らにとって、本当に頼れる「外科侍」なのです!
外科侍Dr.Jeffの意向とは??
デンバー動物クリニックは質の高い医療サービスをどの病院よりも良心的な価格で提供し続けています。今回のエピソードでは25年間診療してきたクリニックを新しく移転するお話なのですが、そんなビックイベントにも関わらず1日たりとも休診はしません。それが外科侍Dr.Jeffの意向なのです。引越し作業中もいつもと変わらず大勢の患者がクリニックへ続々とやってきますが、Dr.Jeffは優秀なチームと共にその状況を乗り越えることができるのでしょうか?
試されるチームDr.Jeff
新クリニックの面積は約750平方メートルで従来の約2.5倍の広さになり落ち着けば快適空間でしょうが、その引越し作業をいつもの診療と同時進行で行うっていうのだから、落ち着ける暇は想像すらつきません。しかもこの時Dr.Jeffは闘病中で化学療法を受けたタイミング。いつ何時もタンクトップ姿でエネルギーに満ち溢れパワフルに奮闘するDr.Jeffですが、この時ばかりは心なしか体調は万全ではないように見えます。
新クリニックでの診療は一体どうなるのでしょうか?家族同然のチーム力が試されます!
移動クリニックは国を飛び出しメキシコへ!!
厳しい現状に立ち向かい続けているチームDr.Jeff
メキシコのメリダの大学で講義をしたDr.Jeff。講義をした際その貧しい地域では「人口100万人の町に野良犬が20万匹いる」と聞かされます。去勢や避妊手術を推進すれば少しでもその数を減少に転じられることを信じて長年に渡り無償で活動を続けているチームDr.Jeff。そんな終わりなき挑戦に立ち向かい続けているチームDr.Jeffは、その目的達成のためなら国境をも超えていきます。
ハートフルなエピソード満載です!!
今回のエピソードは、可能な限り多くの動物と飼い主たちを救うべく移動クリニックとしてメキシコに出張した時のありのままの様子です。自分たちの信念を一人一人が行動に移しチームとして奮闘していく姿に今回も心動かされ考えさせられる場面が数多くあります。また新しい出逢いがいくつもあり、皆がそれぞれの立場で想いを寄せ合いながら支え合う姿に癒しと勇気を感じることでしょう。
Dr.Jeffの生き様とそれを支えるチームの思いやり
外科侍Dr.Jeffのたくましい両上腕には墨の筆で書かれたような「外科侍」という文字のタトゥーが入っています。それに匹敵するほどの彼のトレードマークである長髪姿。今回そんな長髪で外科侍魂を持ったDr.Jeff自身に、思いもよらない病気にかかっているという事実が発覚します。
立場が一転したDr.Jeffから見える世界とは!?
毎日多くの動物たちを救い続けているDr.Jeff。それが一転、救う立場から救いを求めて己の病気に立ち向かう患者の立場となった彼の心境や生活はどのような変化があったのか、彼がその時の思いを語ります。またデンバー動物クリニックやチームはどのようにこの困難を共に乗り越えていくのでしょうか?明るい未来を祈りながら今回も次々と巻き起こる数々の奇跡をお楽しみください!
保護活動への協力
人間と共生する動物たちの幸せのためできること
デンバー動物クリニックには、犬や猫はもちろんのこと様々な動物たちがやってきます。今回のエピソードでは、ミニブタやグリーンイグアナ、ヤギたちがやってきますよ。また人間と共に暮らしていく動物たちの幸せを願いながら「毎年多数の犬が殺処分されていますが繁殖を防げばその数を防げます」と語るDr.Jeffは、去勢と避妊手術を強く推進しており、その活動の一環である移動クリニックの他に、保護活動をしている団体の協力にも熱心に取り組んでいます。
保護したハスキー犬が歩む幸せな道とは??
今回のエピソードでは、スキーやスノーボード、犬ぞりのメッカである地でたくさんのハスキー犬を保護している方たちの協力をしに現地に赴きますよ。そこでは犬ぞりに不適と判断され安楽死させられかけたハスキー犬たちを引き取り、保護施設を兼ねた犬ぞりツアーの会社を経営しています。
保護した多くのハスキー犬たちの一部は新しい飼い主に引き取られたようです。どの子もみんな安心して落ち着けれる場所で幸せに暮らしてほしいですよね。今回の出張は、そこの保護施設に残ったハスキー犬たちに去勢や避妊手術を格安で行います。みんなそれぞれが自分たちにでき得る可能な限りの努力をして行動を起こしていることは、とても素晴らしく尊敬しますよね!そんな思いやりの繋がりがどんどん広がることを願います。
11月は犬の月
みなさまいかがだったでしょうか?これだけワイルドでインパクトのある心優しい外科侍ですから、すでにDr.Jeffのファンであった方も多かったのではないかと思います。そんなDr.Jeffの「デンバー動物クリニック」は今現在シーズン5をアニマルプラネットにて公開中ですが、「11月は犬の月」ということで、シーズン1〜2をYouTubeにて絶賛公開中です!今なら切り抜きではなくフルで見ることができますよ!
みなさまもこのチャンスを見逃さずご覧になってはいかがでしょうか?