Appleが開発していると噂の折りたたみiPhone。この端末は特許申請などから様々なデザインが予測されていますが、Appleはこの予想をさらに上回ってくるかもしれません。
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特許申請で浮かび上がるApple「折りたたみiPhone」のデザイン
Appleの特許に詳しい「Patently Apple」によれば、Appleは二つ折りに加え、三つ折り端末の特許を申請したとのこと。この中で登場した三つ折り端末の特許図では、折りたたんだ状態、部分的に展開した状態、および展開した状態の断面図が登場しています。
中でも特許図2Aでは、三つ折りになるデザインのiPhoneらしきデバイスを確認できます。画像を見る限りでは、このデバイスが屏風のような異形のデザインになっていることが分かります。
これはあくまで特許の段階であり、実際に製品化するかどうかは不明です。しかし、Appleが折りたたみiPhoneの開発に密かに取り組んでいるという噂は以前からあり、この特許はそれを裏付けるものとなっています。
この屏風のようなデザインになったiPhoneの予測CGは、海外メディア「Lets Go Digital」が以前に公開していました。若干Appleらしからぬ派手なデザインになっていますが、特許で申請されている端末はまさにこの形状です。
ヒンジは「Galaxy Fold」シリーズに似たもので、たたむと通常のスマホサイズに変わる、iPadとiPhoneを兼ね備えるようなデバイスになっていることが分かります。
折りたたみディスプレイの技術は徐々に成熟してきており、Appleもこの新たな市場を無視することはできないはずです。とはいえ、このような折りたたみiPhoneが、Appleからすぐに登場することはないでしょう。
ディスプレイ業界に詳しいアナリストのロス・ヤング氏は以前、折りたたみiPhoneの登場は2024年頃になる可能性が高いとリークしていました。また、著名アナリストのミンチー・クオ氏は、折りたたみiPhoneについて「早くても2025年以降になる」と予測しています。
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