まさか? と思うかもしれませんが……。
大ヒット製品のiPhoneを、Appleが自らの手で「終わらせる」シナリオが存在しうると海外YouTubeチャンネル「The Apple Circle」が解説しています。
Appleが開発する「iPhoneを終わらせる」製品とは?
iPhoneを終わらせかねない存在、それが「Appleグラス」です。Appleグラスは現実世界にデジタルのUIを重ね、ユーザーに新たな体験をもたらすもので、現在開発中であることが噂されています。
「The Apple Circle」はこれが、「iPhoneと完全に置き換わるかもしれない」と指摘しています。確かにAppleグラスが完成すれば、動画鑑賞やウェブ閲覧、他にも様々なことができるでしょう。
もちろん、これは容易なことではなく、技術的な課題はいくつもあります。ただし長期的に見れば、この製品はパラダイムシフトを起こす可能性を十分に秘めています。
これは、iPodがMP3プレーヤーを変えたように、iPhoneが電話を変え、iPodをほとんど終わらせたことと同じです。今ではスマホが当たり前になっていますが、すぐに新たな変化が訪れることは想像に難くありません。
◇ ティム・クックCEOも注目するAR分野
最近の噂によれば、Appleは現在「複合現実(MR)ヘッドセット」を開発しているとのこと。これは2022年頃に登場するといわれています。価格は2000ドル以上と高額になることが予測されていますが、年を追うごとに価格は下がっていくはずです。
Appleのティム・クックCEOは以前、米メディア「The New York Times」の取材で、「ARはAppleの未来にとって極めて重要」だと認めています。同CEOは他のインタビューでも何度かARの重要性を示唆しており、Appleがこの分野に強く注目していることが推し量れます。
AppleグラスはiPhoneと連動するものになると予測されていますが、技術が成熟していけば、iPhoneなしでもほとんどのことが出来るように進化していくでしょう。そうなれば、Appleが「iPhoneを終わらせる」という未来も十分にありえるのかもしれません。