Googleは、ライバル視しているAppleに対して煽るような行動を取ることがよくあります。今回はApple CEOのとあるツイートを標的にしたGoogleですが、うっかりミスによってまさかの自爆をしてしまったようです。
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GoogleがApple CEOに送ったリプライに痛恨のミス
Appleのティム・クックCEOは10月18日、「可能性は無限大」というコメントに#TakeNoteのタグを付け、iPadを示唆するようなツイートを公開しました。
The possibilities are endless. #TakeNote pic.twitter.com/msmJg865tr
— Tim Cook (@tim_cook) October 18, 2022
しかし、このタグはNBAチームのユタ・ジャズが使用しているタグであり、一部のファンからは批判の声も上がっていました。
Googleはこれに乗じ、このツイートに対して、「Team Pixelに参加することで、NBAファンはiPhoneよりも好きなチームに近づける」ようになると返信。
ところが、このツイートの下にはなんと「Twitter for iPhone」の文字が。Twitterはツイートが何の端末から送信されたかが表示される仕様になっており、Googleも何度かiPhoneからツイートしてしまうミスを犯しています。
Twitter for iPhone police 👮♀️ @MKBHD pic.twitter.com/f7ayNZBRMA
— Ian Zelbo (@ianzelbo) October 20, 2022
Google Pixelチームは、すぐにそのツイートを削除し、再度送信しました。2回目のツイートは「Twitter for Web」で送信されています。
タグの騒動に乗じてNBAファンを取り込もうとしたGoogleでしたが、結果的には従業員もPixelではなくiPhoneを使っていることをバラしてしまう結果に。よくある企業同士の煽り合いですが、この「まさかの自爆」にツッコミを入れなかったクックCEOのほうが大人だったと評価するべきなのかもしれません。