「楽天モバイル」は、0円運用こそできなくなったものの、完全かけ放題の楽天Linkアプリなどが利用できる魅力的なプランであることには代わりありません。しかし、楽天モバイルはプラチナバンドを持っていないため、電波が繋がりにくいという弱点があります。
そこで今回は、楽天モバイルの弱点を補う運用術を解説します。
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楽天モバイルの運用術とは?
楽天モバイルの弱点である「電波の繋がりの悪さ」を補うには、デュアルSIM運用が最適です。デュアルSIM運用とは、1つのスマートフォンに2つの契約情報をいれるという方法です。
デュアルSIM運用をすれば、もし楽天モバイルが圏外になっても、もう1つの回線で通信を補うことができます。しかし、2つの契約をするということは、月々の維持費が増えてしまいます。
そこで、維持費が安いオススメの回線を4つ解説します。
◇ 【1】OCNモバイルONE/500MBコース
このプランは、500MBが550円で利用できます。つまり、楽天モバイルの利用が3GB以下であれば1,628円(楽天:1,078円+OCN:550円)で維持できるということです。当然、完全かけ放題が利用できる楽天Linkも使用可能です。
また、OCNモバイルONEはドコモ回線を利用しているため、通信障害対策としても有効です。
◇ 【2】IIJmio/eSIMデータプラン
このプランは、2GBが440円で利用でき、回線の種類はドコモ回線です。楽天モバイルの利用が3GB以下であれば1,518円(楽天:1,078円+IIJ:440円)で維持できます。
さらに今なら初期費用が550円になるキャンペーンも実施中です。(10月31日まで)
このプランはeSIM専用のため、契約前に使用予定のスマートフォンがeSIMに対応しているかどうかを確認しましょう。
◇ 【3】日本通信/合理的シンプル290プラン
このプランは、1GBが290円で利用でき、回線の種類はドコモ回線です。楽天モバイルの利用が3GB以下であれば1,368円(楽天:1,078円+290プラン:290円)で維持できます。
さらに、合理的シンプル290プランはこの価格で通話をすることもできます。1つのスマートフォンで仕事用とプライベート用に使い分けることも可能です。
◇ 【4】povo2.0
このプランは、KDDIが提供するオンライン限定プランです。このプランの魅力は基本料金が0円だということです。そして、必要な時だけトッピングという課金で、データ容量をチャージすることができます。維持費を抑えるのであれば基本料金が0円のpovo2.0が最適です。
しかし、povo2.0はau回線を利用しているため、注意しなければなりません。
楽天モバイルは一部の場所でパートナー回線を利用しています。パートナー回線とは楽天回線が入らないところをカバーしている回線です。そして、この回線の種類はau回線です。
そのため、もしauが通信障害を起こしてしまったら、楽天モバイルのパートナー回線も通信できなくなってしまいます。
povo2.0は、コストという面では優秀ですが、通信障害対策としては不十分といっていいでしょう。
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