「楽天モバイル回線」は今のところ、3大キャリアに比べて通信が不安定です。また、通信障害が発生した場合、当然ながら同回線で通信や通話ができなくなります。
しかし、スマートフォンが使えなくなることは、現代生活において致命傷といえるものです。そこで今回の記事では、今後、通信障害が発生した場合の対策方法について解説します。
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楽天モバイル回線の通信障害対策
通信障害に悩まされない効果的な方法があります。それは「デュアルSIM運用」をすることです。
デュアルSIM運用とは、1つのスマートフォンに2つの契約情報を入れることです。通信障害への備えとして考える場合は、回線の種類が違う通信会社を選びましょう。例えば、メインが楽天モバイル回線であれば、サブは「ドコモ回線」か「ソフトバンク回線」になります。
楽天モバイルは一部エリアでパートナー回線(au回線)を利用しているため、通信障害対策としてはドコモ回線、ソフトバンク回線をサブとして利用する方が安心です。
ただし、デュアルSIM運用にもデメリットがあります。それは、ランニングコストが上がることです。しかし現在は、維持費が安い回線も存在しています。
◇ 楽天モバイル回線を利用しているユーザーにオススメの回線とは?
オススメは、ドコモ回線を利用している日本通信の合理的シンプル290プランです。
このプランは毎月290円から回線を維持することができます。また月間の容量は1GBを使用することができます。
1GBはメイン回線としてはやや不安ですが、通信障害の保険としては十分な量です。もし容量が足りなくても1GB(220円)で容量を増やすこともできます。
さらに、30秒11円という大手キャリアの半額で通話をすることも可能です。
ただし、「合理的シンプル290プラン」では、初期手数料として3,300円が発生する点には注意してください。
◇ デュアルSIM運用の注意事項
全てのスマートフォンがデュアルSIM運用に対応しているわけではありません。
機種によってはSIMカードが1つしか入らない機種があります。ちなみに、iPhoneであれば「iPhone XS/XS Max」からデュアルSIMに対応しています。Androidの場合は、機種によって仕様が変わります。
また、SIMカードにも「物理SIM」と「eSIM」という種類があります。デュアルSIM運用をやって見ようと思う方は、必ず自分の端末を確認しましょう。
◇ その他の対策方法
街中にある「フリーWi-Fi」を利用することによって、通信をすることが出来ます。また、通話だけであれば「公衆電話」を利用する方法もあります。
通信障害が発生してから「フリーWi-Fi」や「公衆電話」を探すことは大変なため、事前にどこで利用できるかを調べておきましょう。
YouTubeチャンネル「カオナシガジェット【元携帯ショップ店長】」では、このようなスマートフォンの活用術を紹介しています。スマートフォンや通信プランに詳しくなりたいという方は、是非チャンネル登録をよろしくお願いします。