Appleは9月に「iPhone 14」シリーズなどを発表しましたが、近々発表されるであろうAppleはそれ以外にもあります。現状で購入を待つべきApple製品について、テック系メディア「MacRumors」が解説しています。
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新モデル登場が近いApple製品6つ
Appleは基本、毎年10月に新製品をリリースしています。今年もAppleイベントが行われるかは不明ですが、例年通りであればいくつかの製品はお披露目されるはずです。
◇ 【1】11インチ/12.9インチiPad Pro
iPad Proが最後にアップデートされたのは、2021年4月です。この11インチ/12.9インチiPad Proには、2022年末までには新モデルが登場すると予測されています。「MacRumors」によれば、デザイン上の大きな変化はないものの、いくつかの新機能がもたらされるとのこと。
まず、新チップには6月に新型MacBook Airに搭載されたM2が採用され、パフォーマンスが向上するはずです。また、ワイヤレス充電に対応するという噂もあり、背面にMagSafe充電を可能にする新しい大きなガラスのAppleロゴが搭載されるのではないかと考えられています。
◇ 【2】iPad(無印)
Appleは以前から、廉価な無印のiPadを提供しています。このモデルは長らく同じデザインのままでしたが、今年のモデルにはこれまで上位のiPadに限られていた機能が搭載されるようです。
第10世代となるこのiPadは、フラットなエッジと丸い角を特徴とし、よりモダンな外観の10.5インチディスプレイが搭載されるとリークされています。このデザインは、これまでにもiPad mini、iPad Air、iPad Proに採用されてきたものです。
リークではこのiPadはTouch IDホームボタンと上下のベゼルを残すとされていますが、iPad miniやiPad Airに採用されたのと同じ電源ボタン内蔵のTouch IDを選ぶ可能性もあります。
また、他のiPadシリーズと同じように、このiPadもLightningポートの代わりにUSB-Cポートを搭載するとみられています。他にもカメラ・チップなどの強化が予測されていますが、ヘッドフォンジャックはなくなるかもしれません。
◇ 【3】14インチ/16インチMacBook Pro
昨年10月に登場したM1 Pro/Max搭載MacBook Proですが、年内にM2 ProとM2 Maxを搭載したモデルが発表されるかもしれません。
MacBook Proの新モデルは、早ければ今秋の発売が予定されていると言われています。ただし、Appleが抱えている供給面の問題から、時期が延期される可能性もあるようです。
◇ 【4】Mac mini
M1チップ搭載モデルが登場した2020年以降、Mac miniのリフレッシュは行われていません。このMac miniの新モデルは近いうちに登場すると予測されており、M2およびM2 Proチップが搭載される可能性があります。
ただし、Max、Ultraのような最高級チップは、Mac Studioに搭載されることになりそうです。Mac Studioは2022年はじめに登場し、M1 Max/Ultraチップを搭載しました。
◇ 【5】Apple TV 4K
Apple TVは2021年4月を最後にアップデートされておらず、そろそろ新モデルが登場する可能性があります。「MacRumors」が取り上げた噂によると、現在はA14チップと4GB RAMを搭載した新モデルが開発中で、2022年末までには発売される可能性があるとのことです。
著名アナリストのミンチー・クオ氏は、AppleがApple TVのリフレッシュ時に価格を下げることを計画していると今年何度か発言しています。ただし、インフレなども進んでいるため、これが実現するかは定かではありません。
◇ 【6】Mac Pro
Mac Proは2019年から更新されておらず、まだAppleシリコンを搭載していないため、今が買い時でないことは明らかです。2022年初頭には、Mac Proが年内にリフレッシュされる可能性を示唆する噂もありましたが、現在では新しいMac Proは2023年まで登場しなさそうな状況です。
Mac Proがアップデートを迎えるまではあと数ヶ月あるかもしれませんが、今すぐ購入することはおすすめしません。 Mac Proには、Mac Studioで初めて登場したM1 UltraをアップグレードしたM2 Ultraと、さらにパワフルなM2 Extremeチップが採用されるという噂があります。
M1 Ultraは最大20コアのCPUと64コアのGPUを搭載しており、M2 Ultraはさらに強力になる可能性があります。また、M2 ExtremeはAppleにとってこれまでで最も強力なチップとなり、経済紙記者のマーク・ガーマン氏は、このチップが40個以上のCPUコアと128個のGPUコアを搭載する可能性があると述べています。