新型iPad Proに起こる「Apple史上初」の激変3つのリーク

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発売が近いと噂されている新型「iPad Pro」シリーズについて、テック系メディア「Macworld」がこれまでのリークや最新の噂をまとめて解説しています。


*Category:テクノロジー Technology|*Source:Macworld ,Apple ,@BasicAppleGuy

今秋登場、新型iPad Proの変化3つ


新型「iPad Pro」シリーズは、11インチと12.9インチの2モデルが登場すると予測されています。なお、現行では12.9インチモデルにのみLiquid RetinaXDRディスプレイが搭載されていますが、引き続きこの機能は大型のモデルに限定される見込みです。

【1】Apple最新チップ「M2」を搭載

Appleは前モデルで、iPad Proに初めてMac向けチップ「M1」を搭載しました。現在ではiPad Airも同じM1チップを搭載していますが、新型iPad Proではさらに強力なM2チップが搭載されると予測されています。

「Macworld」は、AppleがMacBook Airと13インチMacBook Pro向けにM2プロセッサを発表した今、この新しいチップがiPad Proに登場するのはほぼ間違いないと指摘しています。なお、M2チップはM1チップに比べ、約20%性能が向上しています。

【2】iPad史上初めてワイヤレス/MagSafe充電に対応


経済紙記者のマーク・ガーマン氏は以前から、新型iPad Proは現在のアルミニウム製ではなく、ガラス製の背面を採用すると報じています。これは、iPadシリーズで初めてワイヤレス充電とMagSafe充電を可能にするためです。

iPadは重量があり壊れやすいため、Appleは、背面全てではなくAppleのロゴのみをガラスにすることを検討しているという噂もあります。また、ワイヤレス充電への対応により、イヤホンやiPhoneなどを充電できる逆ワイヤレス充電にも対応するのではないかとも噂されています。

【3】新色「ミッドナイト」「スターライト」などが登場する可能性あり

Appleは最近、カラーバリエーションの少なかったMacシリーズにも新しい色合いをいくつか登場させています。この豊富なカラーバリエーションは、iPad Proにも適用されるかもしれません。

3DデザイナーのBasic Apple Guy氏は、ミッドナイトのiPad Proのコンセプトデザインを公開しました。

iPad Proにガラス背面を採用するなどのデザイン変更があるのであれば、同時にカラーバリエーションが追加される可能性も十分にあるでしょう。iPad miniやiPad Airのスターライトや、iPhone 14の新色ディープパープルなどが、iPad Proにも追加されるかもしれません。

M2搭載iPad Proの発売日・価格は?

新型iPad Proは2022年秋に発売されると予想されており、例年通りであれば10月のAppleイベントで発表されるか、Appleのウェブサイトのアップデートとして公開されると予測されています。詳細な情報は少ないものの、AppleはiPad Proのリリースの間に丸2年空けたことはありません。

ガーマン氏も以前に、新型iPad Proが2022年秋に発売されることを示唆しており、2018年の全画面デザイン変更以来、最も重要なアップデートになると主張しました。

さらにPCやタブレットの周辺機器メーカーであるロジクールのサイトでは、Crayonスタイラスの製品一覧ページに「iPad Pro 11インチ(第4世代)」 と 「iPad Pro 12.9 インチ(第6世代)」への互換性が言及されており、登場が近いことを示唆しています。

価格に関しては例年通りになると予測されていますが、円安やインフレの影響により、日本などでの価格は値上がりする可能性もあります。参考までに、現行のiPad Proは11インチモデルが117,800円、12.9インチモデルが159,800円(いずれも税込み)から発売されています。

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