DSからSwitchまで、ニンテンドーの成功と失敗の歴史

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「Wii U」以降に開発された製品とは?


「Wii U」は2012年に発売され、任天堂の最大の失敗作のひとつとなりました。Wii Uは、非常に悪いマーケティングの一例です。

ユーザーの多くは、それが新しいゲーム機なのか、それともWiiの単なるアクセサリーなのか、混乱しました。

その理由は、Wii Uの予告編を見ればすぐにわかります。任天堂はWii Uを「新しいコントローラー」と名付けました。それでは、Wii Uが、Wiiのアクセサリーのように聞こえてしまいます。


もし、「Wii 2」という名前にすれば、このような事態は簡単に避けられたはずです。


「PlayStation 4」が1億1000万台、「Xbox One」が5,000万台と推定される中、Wii Uは1,300万台しか売れなかったのです。これは、任天堂にとってWiiの大成功の後の大きな失敗でした。


Wii Uは任天堂のゲーム機として初めてHDグラフィックスに対応し、人気ソフトは「マリオカート8」「スーパーマリオ3Dワールド」「Splatoon」などです。

Wii Uゲームパッドは、ゲーム機の主要なコントローラーで、タッチスクリーンを内蔵しています。つまりテレビがなくても、テレビでプレイしているゲームのお供として使用することができるということです。

据え置き型と携帯型のハイブリッドゲーム機というコンセプトはありましたが、より魅力的なものにするためには、前途多難な状況でした。


任天堂は2016年に「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピューター」を発売し、ファミコンを復活させました。見た目はファミコンと同じですが、かなり小さくなっています。

この機種には「マリオブラザーズ」「パックマン」「ドンキーコング」など、30本のファミコンソフトを内蔵しています。


2017年、任天堂は「ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン」も発売しました。

この機種には「スーパーメトロイド」「ロックマンx」「スーパーマリオカート」など、21本のスーパーファミコンソフトを内蔵しています。


2018年には、ファミコン版とスーパーファミコン版の合計販売台数が1,000万台を突破しました。


Wii Uの発売後、任天堂は初心に戻り、2017年の「Nintendo Switch」を発売するまで、ハイブリッドコンセプトを改良してきました。


Switchは、6.2インチのタッチスクリーンディスプレイにJoy Conコントローラーを2つ搭載しているのが特徴です。

また、フル充電で約3時間遊べるバッテリーを搭載しています。

Switchには「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」「マリオカート8デラックス」「あつまれ どうぶつの森」などの人気作があります。


2019年には、より手頃な価格の「Nintendo Switch Lite」が登場しました。ただし、この機種は携帯機としてしか遊べません。


とはいえ「リングフィットアドベンチャー」や「スーパーマリオパーティ」といった一部のゲームを除けば、モーションコントロールが主体のため、Switchとほぼ同じゲームをプレイすることができます。

これまでのNintendo SwitchとSwitch Liteの販売台数は6,140万台を突破し、携帯ゲーム機としては7番目に多く売れています。

2020年、任天堂は特別仕様の「ゲーム&ウォッチ」を発売しました。これは、「ゲーム&ウォッチ」シリーズの発売40周年と、「スーパーマリオブラザーズ」の発売35周年を記念したものです。


ここまでが、ニンテンドーが開発してきた全てのゲーム機です。ニンテンドーは今でも、エキサイティングなチャレンジを恐れていません。任天堂がこれからもずっと革新的なエンターテインメントを生み出し続けてくれることを期待しましょう。

なお前回の記事では、ニンテンドー最初期から、ゲーム機を開発するきっかけなどを取り上げています。


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