「ドコモ回線」で通信障害が発生した場合、ドコモのプラン以外にも「ahamo」や、同回線を利用している格安SIMでも通信や通話ができなくなります。今、スマートフォンが使えなくなると生活に支障を来す人も多いはずです。
そこで今後、通信障害が発生した場合の対策や備えについて解説します。
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無料でできるドコモ回線の通信障害対策
通信障害の間は通話、LINE、SNS、電車の乗換検索などの多くのことが出来なくなってしまいます。ドコモ回線は基本的に安定していますが、とつぜんの通信障害に悩まされないためにも、しっかり備えはしておいたほうがよいでしょう。
◇ ドコモ回線の通信障害を回避する効果的な方法とは?
通信障害に悩まされない効果的な方法があります。それは「デュアルSIM運用」をすることです。
デュアルSIM運用とは、1つのスマートフォンに2つの契約情報を入れることです。通信障害への備えとして考える場合は、回線の種類が違う通信会社を選びましょう。例えば、メインがドコモ回線であれば、サブは「au回線」か「ソフトバンク回線」か「楽天モバイル回線」になります。
ただし、デュアルSIM運用にもデメリットがあります。それは、ランニングコストが上がることです。しかし現在は、維持費が安い回線も存在しています。
◇ ドコモ回線を利用しているユーザーにオススメの回線とは?
オススメは、au回線を利用しているpovo2.0です。
このプランの魅力は基本料金が0円であるということです。必要な時に必要な容量をトッピングすることができます。また、povo2.0は初期手数料も発生しません。
「povo2.0」の注意事項としては、手続き・サポートはすべてオンラインで、店頭・電話でのサポートがない点です。
また、何もトッピングしていない場合、インターネットの速度は128kbpsとなります。とはいえ、緊急の備えとして置くのであれば、気にならないデメリットです。
ただし、180日間以上有料トッピングの購入等がない場合、利用停止、契約解除となることがあります。定期的にトッピングを購入し、利用することを忘れないようにしましょう。
◇ デュアルSIM運用の注意事項
全てのスマートフォンがデュアルSIM運用に対応しているわけではありません。
機種によってはSIMカードが1つしか入らない機種があります。ちなみに、iPhoneであれば「iPhone XS/XS Max」からデュアルSIMに対応しています。Androidの場合は、機種によって仕様が変わります。
また、SIMカードにも「物理SIM」と「eSIM」という種類があります。デュアルSIM運用をやって見ようと思う方は、必ず自分の端末を確認しましょう。
◇ その他の対策方法
街中にある「フリーWi-Fi」を利用することによって、通信をすることが出来ます。また、通話だけであれば「公衆電話」を利用する方法もあります。
通信障害が発生してから「フリーWi-Fi」や「公衆電話」を探すことは大変なため、事前にどこで利用できるかを調べておきましょう。
YouTubeチャンネル「カオナシガジェット【元携帯ショップ店長】」では、このようなスマートフォンの活用術を紹介しています。スマートフォンや通信プランに詳しくなりたいという方は、是非チャンネル登録をよろしくお願いします。