iPhone 14とともにiOS 16で復活した「バッテリー残量のパーセント表示」ですが、Appleは今後さらに改善することを計画しているようです。
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iPhoneのバッテリー残量のパーセント表示がiOS 16.1 beta 2で改善
2017年以前まで、iPhoneのバッテリー残量は常にステータスバーに表示されていました。しかし、「iPhone X」でノッチが追加されたことにより、端末のディスプレイ上部の空きスペースが減少したため、それ以降の機種ではバッテリー残量のパーセント表示ができなくなっていました。
先週リリースされたiOS 16では、パーセント表示が埋め込まれたバッテリーのアイコンと、電力が枯渇すると色が変わるバッテリーアイコンの2つのオプションから、ユーザーが選択できるようになっています。
ただし、Appleのサポートページによれば「iPhone XR」「iPhone 11」「iPhone 12 mini」「iPhone 13 mini」は非対応とされています。理由は説明されていませんが、ディスプレイの余白などが障害となっているのかもしれません。
この機能は多くのユーザーに歓迎されましたが、やや見にくい部分もありました。それが、バッテリー残量のパーセント表示をオンすると、バッテリーのアイコンが常に満タンで表示されるという仕様です。
しかし、テック系メディア「Cult Of Mac」によれば、iOS 16.1 beta 2ではこの2つが統合されたモードがテストされているようです。バッテリーのアイコンの中に残量がパーセントで表示され、残量が減ると右から左へ徐々に色が変わっていきます。iPhoneが充電中の場合はバッテリーが緑色に、充電が切れかかっている場合は赤色になるのは変わりません。
バッテリーのパーセンテージを表示したくない人は、非表示も選ぶことができます。iOS 16のデフォルトでは、シンプルなバッテリーアイコンが表示されます。その他のオプションは手動で有効にする必要があるとのこと。
ただしこれはあくまでベータ版のため、まだ一般のユーザーは利用することはできません。機能が正式採用されれば、このバッテリー残量のパーセント表示は、今後のアップデートで実装されるはずです。