DJIが小型アクションカメラの新モデル「Osmo Action 3」を9月14日(2022年)に発表し、予約販売を開始しました。
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今回は発表に先駆けて実機をDJIから借りることができたので、実際に使用してみた結果をお届けします!
記事前編は「開封の儀・詳細フォトレビュー」、後編は「実機インプレッション」という構成になっていますので、ぜひ、前後編あわせてご覧ください。
DJI「Osmo Action 3」を使ってみた!
というわけで、記事後編ではDJI「Osmo Action 3」を実際に屋外に持ち出して、撮影した様子をレポートします。
◇ DJI「Osmo Action 3」の4K/120fpsスローモーション撮影(音声無し)
スローモーション動画はISOが上がりがちなので、一般的にノイズがのりやすいですが、今回のDJI「Osmo Action 3」のテストでは曇天の被写体も「アクションカメラで撮影した映像としては」満足のいくレベルで撮れたと思います。
今回は夏の終わりの汗ばむ陽気(おそらく28度くらい)の中、5分以上スローモーションでの撮影をしていましたが、本体が加熱することはありませんでした。握ると「少し暖かくなってきたな」という感じでしたが、動作が遅くなったり止まったりということはまったくナシ。
◇ DJI「Osmo Action 3」の手ブレ補正の効きぐあいをチェック
ここではDJIが〝ロックステディ〟と名付けた、独自の電子式手ぶれ補正の効きぐあいを見てみましょう。
動画では前後で手ぶれ補正あり/なしの比較をしているので、それをごらんいただけば効果は一目瞭然のはず。芝生の上をダッシュながら撮影したり、自転車のハンドルに取り付けて走ってもかなり揺れが抑えられた滑らかな映像が撮影できています。
動画の舞台裏
ちなみに、手ぶれ補正のテスト動画の前半は手持ち、後半は以下の写真のように自転車にカメラをとりつけて撮影をしていました。
カメラを装着して、走るe-Bike(撮影協力:ルネサンス棚倉)
◇ DJI「Osmo Action 3」の内蔵マイクの音声テスト
屋外、ノイズの少ない環境でカメラの後ろと前から話した声を収録した動画は以下の通り。
◇ DJI「Osmo Action 3」の暗所耐性をチェック
センサーサイズが小さいアクションカメラは夜間撮影(暗所)が苦手な傾向があります。そこで、実際に暗い場所にでかけて、手持ちで動画を撮影してみました。
暗所のノイズはこのサイズのカメラとしてはかなり抑えられている印象ですが、3カット目を見るとハイライトがかなり飛び気味。明暗の差が激しいところは苦手なようです。
また、デジタル手ぶれ補正機能が搭載されたカメラは、暗い場所だと揺れにあわせて画面が乱れる〝ゼリーエフェクト〟が発生することが多いですが、DJI「Osmo Action 3」ではほとんど気になりませんでした。カメラをゆっくりパンする程度ではまったく問題なく、前後に早歩きをしながら速くカメラを動かすと背景が少し乱れることがありましたが、十分に実用的な範囲に抑えられていると言えそうです。
DJI「Osmo Action 3」のファーストインプレッション
カメラ本体のタフさ・防水性能・バッテリー駆動時間の長さはといった高スペックの魅力は言うまでもなく、実際に撮影してみた結果としてもアクションカメラとして十分に活躍してくれそうな手応えがありました。現在、「Osmo Action 3」はDJi公式ストアなどで販売中なので、気になった方は以下のリンク先をチェックしてみてください。