Appleは、9月16日からiPhone 14シリーズを発売する予定です。しかし、6.7インチの「iPhone 14 Plus」については、発売が一ヶ月近く遅れています。この理由について、テック系メディア「Cult Of Mac」が解説しています。
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iPhone 14 Plusはなぜ発売が遅れているのか?
iPhone 14 Plusは、それ以前のモデルとは異なり、通常モデルながらもPro Maxと同じサイズの6.7インチ画面を備えています。これは、大きなディスプレイが欲しいものの、Pro向けの機能がほとんど必要ないユーザー向けの製品です。
iPhone 14 Plusは2,778×1,284ピクセル、458ppiの解像度を持っています。ただし、ProMotionには対応しておらず、ノッチも残されています。
このモデルの発売は、他のモデルより大幅に遅れた10月7日となっています。Appleはこの遅延について説明しませんでしたが、中国一部地域のロックダウンなどによるサプライチェーンの混乱に関連している可能性があります。
ディスプレイ業界に詳しいアナリストのロス・ヤング氏によれば、この遅延は、Appleがこのモデル用のスクリーンを十分に確保できなかった結果であるとのこと。
「私たちはパネルサプライヤーとサプライチェーンに対して、すべてのフレキシブル有機ELスマートフォンパネルの出荷量を調査していますが、6月以降、iPhone 14 Plusの出荷量が他のモデルよりも大幅に遅れていることがわかりました」と、ヤング氏は「Cult of Mac」に語っています。
iPhone 14 Plusの価格は13万4800円(税込)から。iPhone 14より1.5万円高いものの、iPhone 14 Pro Maxよりは3万円安い価格設定に収まっています。