「iPhnoe 14」が発表されるとみられる9月7日のAppleイベント「Far Out」を前にして、ライバルであるサムスンが同モデルを煽るCMを公開しました。
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サムスンがAppleを煽るCMを公開、カメラの画素数を比較
今回のサムスンのCMはGalaxy S22 UltraとZ Flip4を宣伝するものです。同社は、「このイノベーションは、あなたの近くのiPhoneにはやってこない」と主張しています。
動画では、100倍の「スペースズーム」や1億800万画素のカメラなど、サムスンのラインアップの特徴を紹介しています。
これらの機能は、確かに今年のiPhone 14には訪れないものです。著名アナリストのミンチー・クオ氏は、今年のiPhone 14 Proモデルでは初めて4800万画素のカメラが採用されると予測しています。
The main reason for the larger and more prominent rear-camera bump of the 14 Pro/Pro Max is upgrading the wide camera to 48MP (vs. 13 Pro/Pro Max's 12MP). The diagonal length of 48MP CIS will increase by 25-35%, and the height of 48MP's 7P lens will increase by 5-10%. https://t.co/lrwgmnLNce
— 郭明錤 (Ming-Chi Kuo) (@mingchikuo) March 27, 2022
しかし、4800万画素というのはAndroidスマートフォンでは一般的で、ハイエンドスマートフォンとしてはやや劣るものです。また、iPhone 14に関しては前モデルから引き続き1200万画素と、かなり低めの画素数となっています。
とはいえ、カメラは画素数が多ければ良いといったものでもありません。iPhoneシリーズは画素数が少なくてもセンサーサイズが大きいため、とくに暗所の撮影に強いという特徴があります。
サムスンがAppleを煽るのはこれが初めてではありません。2018年、サムスンはiPhone Xのノッチだけでなく、ダウンロード速度についても攻撃する広告を次々と登場させました。
他にも2017年、サムスンは3.5mmヘッドホンジャックの廃止をめぐり、Appleを批判したことがあります。ところが2019年、サムスンはこのCMを静かに削除しました。これは、同年に登場したGalaxy Note 10が、同社のラインナップで初めてヘッドフォンジャックを廃止したことを受けてのものです。