楽天モバイルの特徴の1つが、無料で通話ができる「楽天Link」というアプリが使えることです。しかし実は、他にも楽天Linkのように固定電話や携帯電話に無料で通話ができるサービスがあります。そのサービスは「LINE Out」というものです。
そんな、LINE Outの概要、設定方法、注意事項について解説していきます。
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「LINE Out」の概要と設定方法とは?
本来、LINEとは友達登録をしているユーザー間でのみ無料通話が可能です。しかし、LINE Outを利用すれば「固定電話」や「携帯電話」に発信することができるようになります。そして、その通話料は条件内であれば、なんと「無料」です。
LINE Outには、2つの種類があります。1つは有料版です。そして、もう1つが無料で通話ができる「LINE Out Free」です。
まず、有料版のLINE Outを利用するためには「コールクレジット」や「30日プラン」を事前に購入する必要があります。
通話料はコールクレジットの場合は「固定電話:3円/分」「携帯電話:14/分」です。
また、30日プランであれば「固定電話のみコース:2円/分」「固定電話・携帯電話:6円/分」です。現在、大手キャリアの通話料が22円/30秒であることを考えると非常に安く通話をすることができます。
そして、LINE Out Freeも固定電話・携帯電話に通話することができます。ただし、1日の回数と時間に制限があります。
1日に通話できる回数は「5回」までです。そして、1回の通話時間は「固定電話:3分/回」「携帯電話:2分/回」です。また、発信する前に短い広告を見る必要があります。
LINE Outの利用方法は、非常に簡単です。既にLINEを利用している場合は、新たなアプリをインストールする必要はありません。
LINEのホーム⇒サービスのすべて見る⇒便利ツール⇒LINE Out Freeを選択するだけです。また、有料版もここから利用できます。(初回のみ規約等に同意する必要があります。)
後は、発信したい電話番号を入力するだけです。
また、上記の操作が手間であれば、ホーム画面にショートカットを作成することもできます。
◇ LINE Outには弱点もあり
LINE Outは警察、消防、救急などの緊急機関には発信することができません。また、通話先の国によってLINE Out Freeの無料通話の時間等が変更されます。そのため、海外に発信する際は確認が必要です。
そして、最大の注意事項は携帯電話に発信した際、相手に番号が表示されないことです。今回検証した時は、不明と表示されました。
この点にさえ注意すれば、誰でも無料で利用できるLINE Outは通話料を節約したいと思っている方にピッタリな選択肢の1つです。
記事冒頭の動画内では、通常電話と楽天LinkとLINE Outの通話品質も比較していますので、是非ご覧下さい。
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