新型「AirPods Pro 2」についての新たな情報を、著名アナリストのミンチー・クオ氏が報告しています。
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AirPodsシリーズは前モデルがUSB-Cに移行、ただし2023年
「AirPod Pro 2」は、2019年に「AirPods Pro」が発売されて以来、3年ぶりのアップデートとなるモデルです。このモデルでは大きなデザイン変更はないものの、いくつかの新機能と音質などの改善があると見られています。
テック系メディア「MacRumors」によれば、「AirPod Pro 2」では、アクティブノイズキャンセル(ANC)などの機能を支えるH1チップの新バージョン、ロスレスオーディオ再生のサポート、フィットネストラッキング機能を拡張するモーションセンサーの更新、紛失時に音を発することができる新しい充電ケース、装着検出を改善するセンサーなど、いくつかの新機能が噂されているとのこと。
またこのモデルでは、現行の「AirPods Pro」のいくつかの弱点が改善されることも期待できます。久々のアップデートということもあり、今年のApple製品の中でも注目度の高いこのモデルですが、一方で残念な部分もあるようです。
ミンチー・クオ氏の新たな報告によると、Appleは2023年に、AirPodsの全モデルをUSB-C充電ケースに切り替えるとのこと。ただしクオ氏は同時に、下半期に発売される新型「AirPods Pro 2」の充電ケースは、まだLightningポートを搭載したままになる可能性があると指摘しています。
I predict Apple will launch USB-C-capable charging cases for all AirPods models in 2023. However, the charging case of the new AirPods Pro 2 launched in 2H22 may still support Lightning.
— 郭明錤 (Ming-Chi Kuo) (@mingchikuo) August 9, 2022
Appleは2023年にAirPodsの全モデルでUSB-C対応の充電ケースを発売すると予測しています。ただし、下半期に発売される新型AirPods Pro 2の充電ケースは、まだLightningに対応している可能性があります。
同氏は以前、Appleが2023年にUSB-Cポートを搭載した「iPhone 15」を少なくとも1モデルはリリースする予定であると主張しました。そして他にもAirPodsやMagSafeバッテリーパック、Magic Keyboard/Mouse/TrackpadなどのMac向けアクセサリーも、将来 にUSB-Cに切り替えるだろうと主張しています。
iPhoneとこれらのアクセサリーは現在、有線充電やデータ転送をAppleの独自規格であるLightningをしています。しかし現在の主流は明らかにUSB-C規格で、転送速度もLightningよりも優秀です。実際のところ、AppleのiPadシリーズも年々LightningからUSB-C採用のモデルが増加しています。
来年にAirPodsの充電ポートがUSB-Cに統一されるのであれば、それまで待つのも1つの手です。また、少し高くつきますが、来年USB-Cを搭載したケースが別売りされる可能性もあるので「USB-Cで統一したいけど、AirPods Pro 2はすぐに欲しい」という方は、そちらを後で購入するのもありでしょう。