高校野球、プロ野球とどの環境においても日本中を湧かして今なお野球解説者として活躍を続ける江川卓さん。江川さんが運営するYouTubeチャンネルでは、多くのレジェンドOBが登場して注目を集めています。
今回のゲストは高橋由伸さん!現役時代の華々しい活躍からジャイアンツの監督も務めた由伸さんとどんな話が繰り広げられたのでしょうか? この記事では由伸さんと江川さんの対談模様やSNSの反応をご紹介します!ぜひ最後まで読んでください!
初となる江川卓、高橋由伸のプライベートでの会話!
由伸さんと江川さんは球団としては同じジャイアンツに所属していたものの、プライベートで話す機会はこれまでになかったんだとか! 今回の動画の撮影日前にスポーツ番組の食事会で初めてお話をされたそうです。
この時の会話で意気投合をされた様子の2人。由伸さんも江川さんの魅力に触れ、もっと話したかったといいます。由伸さんが現役の頃は選手とインタビューという形で接点はあったようです。
由伸さんが入団される際には、江川さんが投球もしていたようで「芯によく当てるバッター」だという印象があるんだとか。
高橋由伸入団当初の印象は?
由伸さんは慶應義塾大学野球部に所属し1年目からレギュラー入りを果たしていました。3年時に三冠王、4年時には東京六大学リーグ本塁打記録歴代1位を記録。プロ入り前から注目を集める選手だったようです。
由伸さんは歴代記録にはそこまでの意識を向けてはいなかったようで、当時慶應義塾大学野球部を務めていた後藤監督に「8シーズン打ったら24本」と言われてから意識されたとのこと。
打点もだいたい21点を記録されていたにもかかわらず、「試合の勝敗へのこだわりこそ見せるものの記録にはギラついていなかった」ようです。
2人には共通点が多い?
江川さんも法政大学で東京六大学リーグに参戦されていました。投手としても打者としても優秀な成績を残している江川さん。由伸さんは「今でいう大谷選手のように二刀流の可能性があったのか? 」と聞きたかったようです。
江川さんは、関根潤三さんという先輩が同様に投手も打者も長けていたようで、当時から両立する選手がいることは意識されていたとのこと。江川さんの六大学時代はピッチャーを中心に考えて試合に臨んでいたんだとか。
そのままプロに行くにも、江川さんの打席での構えにクセがあってそのまま二刀流でのプロ入りは難しかったようです。
引退後だから話せる苦手コースとは?
江川さんは打つ時にヒッチと呼ばれるスイング前の予備動作が特徴的でした。この動作をすることで自分に近い高めのコースが苦手だったといいます。このためタイミングが取りやすい変化球の方が得意だったそうです。
由伸さんもバッターボックスに近いコースのストレートを打っているイメージがありますが、「ぼくも変化球が得意」だといいます。若い頃からインコースのストレートが得意な印象を持たせて、晩年は変化球しか待たないスタイルになっていったそうです。
ピークを迎えて代打での出場が多くなり、チャンスの数も減っていったため自信のあるコースにヤマを張って成績を残していったんだとか。
由伸さんの恩師は江川さんの盟友
由伸さんは桐蔭学園高等学校と慶應義塾大学を卒業されている関係で、江川さんとのつながりをもっているんだとか。当時の桐蔭学園野球部の監督に土屋恵三郎さん、慶應義塾大学野球部に後藤寿彦さんに指導されました。
土屋さんは江川さんの2つ上の先輩、後藤さんが同学年で慶應に在籍されています。後藤さんとの対戦経験を江川さんは覚えているようで、後藤さんは俊敏な選手で内野守備も担っていたんだとか。
直接的な関係値は少ないようですが、共通する2人。さらに由伸さんのこれまでに語られてこなかった入団逆指名の裏話など、ファン必見の対談は必見です!
SNSの反応は?
動画のコメントでは「やっぱ由伸は頭いい人だなあ、監督になった経緯は気の毒だったから本人にとっても機が熟した時に、もう一度!」「真っ直ぐが得意とか変化球が得意とか言ってもどんなボールでも完璧に捉えるシーンしか思い浮かばない。」といったコメントが寄せられました。
華やかな選手人生とは一転、望まぬ監督指名に同情の声があると同時に、また由伸さんのジャイアンツが観たいという声が多くありました!
由伸さんの明かされてこなかった入団秘話に驚きの声をあげる声が多くありました。
ジャイアンツを支える2人の対談に興奮しっぱなしの視聴者が多くいるようです。
ジャイアンツの歴史を支えた天才2人の対談
最後まで読んでいただきありがとうございます。初めて話しているとは思えないほど、選手時代の話題性が大きく尽きない様子の2人でした。江川さんのジョークにも慣れてきた様子の由伸さん、引き続き江川さんとの対談は続くようです。距離を縮めた2人からどんな話が飛び出すのか楽しみですね!
サムネイルは以下より: