7月28日から発売されるファーウェイの完全ワイヤレスイヤホン「HUAWEI FreeBuds Pro2(ファーウェイ・フリーバズ・プロ・2)」。実機を発売に先駆けてファーウェイ・ジャパンから提供していただいたので、使用感や音質、装着感などを簡単にレポートします。
また記事の後半では、ファーウェイ・ジャパンから同時に発表された「HUAWEI FreeBuds SE」新型「HUAWEI MatePad」「HUAWEI WATCH GT 3 Pro」の、新製品体験会についてもレポートしています。
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ノイキャン搭載イヤホン「HUAWEI FreeBuds Pro2」実機ハンズオン
こちらが「HUAWEI FreeBuds Pro2」の実機。提供していただいたのはシルバーブルーのモデルです。
シルバーブルーの充電ケースにも、Proらしいプレミアム感があります。重さは公称値で約52g。AirPods Proのケースのみの重さが約46gなのでほんの少し重めです。
イヤホンケースの中には、メタリックなデザインのイヤホンが2つ収まっています。ケースのヒンジにも安っぽさはなく、耐久性は高そうです。
イヤホン本体のデザインはこんな感じ。ステム(軸)の部分は短めで、操作しやすく、かつスタイリッシュな丁度いい長さです。
フィット感はかなり良好。オーディオ好きの筆者ですが、これまで使ってきたイヤホンの中でも1、2を争うほどです。ファーウェイは装着感にかなりこだわりを持っており、「HUAWEI FreeBuds Pro2」も、大量の3D耳型モデルや装着試験を経ているそう。
とはいえ、スポーツ向けのイヤホンなどのようなガイドはないため、ガシッと固定されるような感じではありません。そのぶん耳は痛くなりにくいので、通勤や日常生活での装着や、軽い運動に向いている印象です。
◇ 「HUAWEI FreeBuds Pro2」はノイキャンが最高、音質も申し分なし
装着してすぐに感じたのは、ノイズキャンセリングの効きが素晴らしいということ。最初に視聴した体験会場は人も多く、周囲でたくさんの会話が繰り広げられていたのですが、つけた瞬間にスッと聞こえなくなりました。
ノイキャンにありがちな圧力も無く、いたって自然な感じです。外音取り込みモードも自然ですが、ちょっと人の声が聞き取りにくいのが難点。人の声にフォーカスしたい場合は、専用のアプリで「音声モード」をオンにしておくと良さそうです。
ノイズキャンセリングモード・アウェアネス(外音取り込み)モード・オフは、ステム部分をカチッとなるまで摘むと切り替えることができます。音量の上げ下げも可能ですが、ステムをつまんで上下に動かす操作に少しやりづらさを感じました。
肝心の音質ですが、こちらも定位感・解像度が高く、バランスが良い仕上がりでした。最近のイヤホンらしく低音が強めですが、ボワつく感じはありません。逆にいうと大手オーディオメーカーのような、クセのある特徴はあまり感じられません。あくまでバランスを求めた仕上がりですが、ワイヤレスイヤホンとしては最高レベルの音を実現していることは間違いないでしょう。
また、専用アプリにはEQ機能も搭載されているので、自分好みの音質に調整することも可能です。ハイレゾ音源にも対応しており、スマートフォンやパソコンなどに同時に2つまで接続することもできます。
価格はAmazonで26,800円(税込)から。音質やノイキャンのクオリティを考えると、かなりコスパはいいです。「ノイズキャンセリング搭載イヤホンで、フィット感や音質には妥協したくない」という方にオススメのモデルです。予約はこちら。
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