7月28日から発売が開始されたGoogleの新作スマホ「Pixel 6a」。Pixelシリーズの廉価版に当たるこのモデルですが、本命のライバルである「iPhone SE」には様々な面で圧勝となりそうです。
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Google新作「Pixel 6a」の日本価格が安すぎる
テック系メディア「The Verge」は、早くも「Pixel 6a」のレビューを公開しています。レビューでは、上位機種の「Pixel 6」と比較して欠けているいくつかの機能が指摘されていました。
まず1つ目が、画面のリフレッシュレートです。「Pixel 6」が90Hzに対応していたのに対し、「Pixel 6a」は60Hzまでしか対応していません。ただし画面は液晶ではなく有機ELを搭載しているため、同じ価格帯のiPhone SEよりは優れているといえそうです。
カメラについても12MPに留まっており、「Pixel 6」の50MPカメラに比べるとやや劣るようです。Googleのスマホはソフトウェアでの補正に優れていますが、動いていても被写体の顔がブレない「フェイスアンブラー」などは6aには非搭載となっています。
なお、「Pixel 6a」は上位機と同じ「Tensor」チップを搭載しているものの、バッテリー持ちは良好とのこと。バッテリー容量は4,410mAhで、「iPhone SE」の約2倍以上です。
とはいえ、プロセッサの性能など、「Pixel 6a」よりも「iPhone SE」のほうが優れている点もあります。しかし、少なくとも日本国内に限って言えば、「Pixel 6a」は間違いなくコスパではAppleの最新「iPhone SE」を上回っているといっていいでしょう。
その理由が米国価格と日本価格の違いです。米国価格では、「iPhone SE(64GBモデル)」は429ドル、「Pixel 6a(128GBモデル)」は449ドルという価格設定です。しかし、日本での発売価格は、円安の煽りを受けた「iPhone SE(64GBモデル)」が62,800円からなのに対し、「Pixel 6a(128GBモデル)」はなんと53,900円に留まっています。
ストレージ容量が同じモデルで比較すると、その差は約1.6万円。ミッドレンジスマホであることを考えると、機能面の差を排除しても「Pixel 6a」のほうが間違いなくお買い得といっていいでしょう。iPhoneが円安の影響を受けている現状、少なくとも値上げされるまで「Pixel 6a」は日本国内ではコスパ最強モデルとなりそうです。
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