今後数年間の間に起こる「iPad」シリーズの変革について、ディスプレイアナリストのロス・ヤング氏が語っています。
*Category:
14インチモデルや折りたたみ式、画面下カメラ搭載iPadなどの存在をロス・ヤング氏が示唆
ロス・ヤング氏はApple専門の米メディア「MacRumors」のポッドキャストで、iPadの今後について様々な新情報を明らかにしました。同氏はディスプレイ関連のサプライヤーに精通しており、数々のApple製品のリーク情報を的中させています。
ヤング氏によれば、来年初めに発売が噂されている14.1インチのiPadはミニLEDを採用するとのこと。さらに、この大型デバイスについては、サプライヤーからのさらなる情報を求めていると付け加えています。
さらに、11インチiPad Proは当面は現行のままで、12.9インチiPad ProのようなミニLEDディスプレイにアップグレードする計画はないと見ています。
代わりに、2024年の11インチと12.9インチのiPad Proでは、両モデルが同時に有機ELディスプレイへ変更されるとのこと。ヤング氏によれば、Appleは有機ELを採用した11インチiPad Proが、12.9インチiPad Proよりも多く売れると予想しているそうです。
ヤング氏はまた、Appleの画面下カメラが、iPhoneに搭載される前にiPadに搭載される可能性があると指摘。その理由としては、1インチあたりのピクセル数が少ない大型ディスプレイの下に導入する方が簡単であることを挙げています。また、iPadはiPhoneよりも生産量が少ないため、実装がより現実的であるとも述べました。
この新機能はiPad Pro向けには早ければ来年にも登場する可能性があり、iPhoneにこの技術が搭載されるのはかなり先とのこと。
ヤング氏はさらに、折りたたみiPadについても語っています。同氏によれば、Appleがこれまで折りたたみ式iPhoneを市場に投入できなかったのは、十分な量のカバーガラスを入手することが原因になっているとのこと。
しかし、大型の折りたたみ式iPadやMacBookでは、このような問題に直面することはないそうです。そのため、Appleの大型折りたたみ式デバイスは、折りたたみ式iPhoneよりも先に市場に投入される可能性があると述べています。