iPhoneの充電ができなくなった場合の対処法を、Apple専門の米メディア「9to5Mac」が解説しています。
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iPhoneを充電できない時に試すべき5つのこと
iPhoneは充電ポートにリバーシブルなLightning規格を採用しており、裏表なくケーブルを挿せることが特徴です。また、iPhone 8以降であれば、ワイヤレス充電も可能になっています。
以下では、iPhoneの充電が開始されない、うまく電源がつかない場合の解決方法が解説されています。
◇ 【1】iPhoneが過熱していないか、冷えすぎていないかを確認する
iPhoneに適する周囲の温度は、0度から35度の間となっています。この範囲を超えて寒かったり、または暑すぎる場合、冷却するか、または暖かい場所に置くようにしてください。
◇ 【2】充電器やコンセントを買えてみる
Appleは、30分間接続したままにする必要がある場合がある、と述べていますが、通常は接続してから5〜10分以内に充電されているかどうかが確認できます。
それでも充電できない場合は、2本目のケーブルや別の充電器で試すなど、充電周辺の機器を変えてみてください。
◇ 【3】Lightningポートにゴミが溜まっていないか確認する
Lightningポートにゴミや埃が溜まっていると、接触不良でうまく充電ができない場合があります。ポート内部を確認する場合、拡大鏡または別のiPhoneカメラなどを使うとより便利です。
糸くずやゴミなどが見つかった場合は、充電ピンを損傷する可能性があるため、慎重に取り除いてください。プラスチック製のデンタルピックなどで優しく取り除くと効果的です。
◇ 【4】ワイヤレス充電器でiPhoneが充電されるか確認する
ポートが破損し有線で充電できない場合でも、ワイヤレス充電器では充電できる場合があります。iPhone 8以降の機種はすべてワイヤレス充電に対応しているため、ワイヤレス充電器を所持している場合は試してみるのも手です。
◇ 【5】iPhoneを強制的に再起動し、30分間電源に接続する
それでも充電ができない場合、iPhoneを強制的に再起動し、30分間電源に接続して充電が開始されるかをチェックする必要があります。強制再起動の手順は以下の通り。
iPhone 8またはiPhone SE(第2世代以降)の場合、音量を上げるボタンを押して素早く放し、音量を下げるボタンを押して素早く放してから、サイドボタンを押さえたままにします。そして、Appleのロゴが表示されたら、ボタンを放します。
iPhone 7の場合、音量を下げるボタンとスリープ/スリープ解除ボタンの両方を同時に押さえたままにします。Appleロゴが表示されたら、両方のボタンを放します。
iPhone 6sまたはiPhone SE(第1世代)の場合、スリープ/スリープ解除ボタンとホームボタンの両方を同時に押さえたままにします。Appleロゴが表示されたら、両方のボタンを放します。
◇ それでもiPhoneの充電ができない場合は?
それでも充電できない、または強制再起動に反応しない場合は、Appleストア、Apple正規サービスプロバイダ、またはAppleサポートにご連絡ください。
また、もしもiPhoneの充電が80%で止まっている場合、それはバッテリーの老化を抑えるための最適化充電という機能です。この機能はバッテリーの設定からオフにすることが可能です。