Appleは17日、M2チップを搭載した13インチ「MacBook Pro」の予約を開始しました。しかし、このモデルの構成の一部には、大きな遅れが見られています。
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M2搭載「MacBook Pro」の一部構成はお届け日が8月に
Appleストアでは当初、ベースモデルの「MacBook Pro」のみしか注文できなかったものの、その後にカスタム構成の予約注文を開始。ユーザーは、最大24GBのメモリと2TBのSSDストレージを搭載したモデルを注文することができます。しかし、この構成の変更を行った場合、納品時期がは7月下旬から8月上旬まで遅れてしまうようです。
6月24日の発売日に届けられる「MacBook Pro」は、8GBのメモリと256GBまたは512GBのストレージを搭載した2モデルのみです。それ以外の構成はすべて、早くて7月の第1週、遅ければ8月の第2週までのお届け日となっています。
24GBのユニファイドメモリを選択すると、お届け日は最大で8月6日と、1ヶ月以上の遅れが生じることとなります。
心配されるのは、7月中に発売される予定の新型「MacBook Air」は、7月中に発売される予定です。テック系メディア「9to5Mac」は「MacBook Pro」に比べ、新型「MacBook Air」はデザイン変更や性能面から、需要がはるかに多い可能性があると指摘しています。
今回の遅れはM2チップの不足ではなくメモリの方に原因があるようですが、「MacBook Air」が入手困難になり、ベースモデルの構成でしか入手できない可能性が非常に高いそうです。
同メディアは、現在進行中のサプライチェーンの問題や「MacBook Air」の人気を考えると、容易に入手できるようになるまでには数ヶ月かかるかもしれないと示唆しています。
Appleの発表では、「MacBook Air」の発売日は来月(7月)とされていますが、正確な発売日は発表していません。「9to5Mac」によれば、このモデルの予約は7月の最終週まで始まらないということもありえるとのこと。
新型「MacBook Air」は大幅なデザイン刷新と新チップ「M2」の搭載により、かなり注目のモデルになると予測されています。購入を検討している方は、予約注文の開始には目を光らせておいたほうが良いかもしれません。