米ディズニー・ワールドで「Apple Watch」を紛失した女性が、約500万円の不正利用の被害にあったと警察に訴えています。
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ディズニー・ワールドでApple Watchを紛失した女性、約500万円を不正利用される
被害を訴えている女性は、米フロリダ州の「ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート」のアトラクションでApple Watchをいじっていました。このアトラクションは全体的に低速だったものの、彼女は高い位置にいる間に、時計を手首から落としてしまったそうです。
残念なことに、これはエルメスの革バンドを付けたかなり高価なモデルで、約1,300ドルの価値があったとのこと。Apple Watchは下の近くの通路におちたそうですが、手は届かなかったそうです。
彼女の夫がApple Watchを取るためにアトラクションから飛び降りましたが、キャストに制止され、ディズニーが時計を彼らのホテルに返すと保証したそう。しかし、女性の元にApple Watchが返って来ることはありませんでした。
女性はApple Watchに複数のクレジットカードを登録しており、その中には無制限に設定されたアメリカン・エキスプレスも含まれていました。
彼女は、「その日のうちに、Amexカードが不正使用されていると何度も警告が来た」と語っています。最終的に彼女のカードには、約40,000ドル(約500万円)の請求があったとのこと。
女性はApple Payでクレジットカードを停止したそうですが、いつ停止したかのかはわかっていません。また、現在のところ、不正利用した人物が何を購入したのか、また、その人物が誰なのか、といった情報も不明なままです。
盗難した人物がどのようにしてApple Watchを不正利用したのかは不明ですが、このような被害をできる限り抑える方法はあります。それは、Apple Watchを紛失した際に一刻も早く「紛失モード」に切り替えることです。
iCloud.comにアクセスすると、ペアリングしてあるiPhoneからApple Watchをすぐにロックできます。見つかった場合はパスコードを入力することでロック解除が可能です。もちろん、パスワードは分かりづらいものにする必要があります。
他にも、「探す」アプリに登録しておけば、大まかな現在地を掴むことも可能です。支払いから健康管理まで済ませられるApple Watchは確かに便利ですが、不正利用されないように最新の注意を払うことが重要です。