ロケットで宇宙にゴミを捨てると地球の問題は解決する説を検証

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1億6,800万基のロケットを打ち上げるリスクとは?




2017年には、91基のロケットが打ち上げられました。しかし、今ある設備では宇宙にゴミを送るための1億6,800万基の打ち上げを行うことができません。

つまり、もっとたくさんのロケットと発射台を早く作る必要があるということです。

もし、人類がロケット打ち上げの設備と、費用を手に入れたとしても、まだ問題があります。

それは、全てのロケットのコントロールができないということです。


ロシアのソユーズ宇宙船は、史上最も成功したロケットシステムです。そのシステムを使えば、1,000回の打ち上げに対して97%という高い確率で成功します。


1回の打ち上げで7000kg以上のゴミを積んで、1億7000万回ロケットを飛ばしてもその成功率は維持されるでしょう。

しかし、3%の故障率というものも、安心できません。


万が一重大な事故が起きたら、大気、海、土壌に壊滅的な影響を与える可能性があります。

燃えているプラスチックや重金属が空から降ってきたら、死亡事故や損害賠償が発生する可能性もあります。

もし、ゴミを乗せたロケットを宇宙に飛ばすという計画から事故が起こり、私たちの世界が住めなくなったらどうなるのでしょうか。


1978年、NASAの科学者であるドナルド・J.ケスラーは、時間の経過とともにスペースデブリの集積が非常に濃くなり、もはや人工衛星を使うことも、地球の軌道を離れることもできなくなると発言しています。


つまり、人類は自分たちのゴミに囲まれた有害な世界に閉じ込められ、自分たちも朽ち果ててしまうということです。


人類は、自分たちのゴミがどこに行くのかを考えることが好きなのではなく、そのゴミが消えることを見たいだけなのです。

しかし、当然、本当にゴミを消すことはできません。


ゴミを宇宙に向けて発射し、それが飛んでいったからといって問題が解決したわけではありません。なぜなら、そのゴミが宇宙から戻ってくるかもしれないからです。


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