AirPodsから「とつぜん大音量の警報」子どもが深刻な難聴になったとの訴え。対策方法は?

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「AirPods Pro」から過剰な音量で警報が流れたことにより、子供の聴覚に永久的な損傷を受けたと、Appleが子供の両親から訴えられています。

*Category:テクノロジー Technology|*Source:9to5Mac ,streetinsider ,MacRumors ,アンバーアラート(Wikipedia)

AirPods ProでNetflixを見ていた少年が突然の警報で聴覚にダメージを負う


告発によると、子供が右耳に「AirPods Pro」を装着してNetflixを見ていたところ「耳をつんざくような音量」でアンバーアラートが流れたとのこと。海外メディア「streetinsider」によれば、両親は子供が「永久に難聴になった」と主張しています。

アンバーアラートとは、児童の誘拐事件及び行方不明事件が発生した際に発令される警報の一種です。この警報は主にアメリカやカナダで運用されており、テレビやラジオ、電光掲示板など、ありとあらゆるメディアから発令されます。

この警報は、子供が誘拐された際の事件の早期解決を目指すもの。竜巻や雷雨などのような自然災害が発生した時と同程度の強力な対応がとられるようになっています。

今回「AirPods Pro」から流れたアンバーアラートの音レベルは、吐き気、めまい、めまい、耳鳴りを催すほどのものだったそうです。両親は「彼は一生補聴器をつけなければならなくなった」と、訴訟で主張しました。


この起訴ではAppleだけでなく、製造パートナーのLuxshareも訴えているとのこと。訴訟では両社を「デバイスを適切に設計・テストしなかった」「イヤホンが急激かつ予想外の音量上昇を起こしやすいことをユーザーに警告しなかった」「AirPodsを適切に製造しなかった」と非難しています。

この告発を取り上げたテック系メディア「9to5Mac」によれば、Appleは他のAirPods Proユーザーからも「多数の苦情」を受けたことを認めているようです。

テック系メディア「MacRumors」によれば、SNS上でも、AirPodsを装着している際のアンバーアラートの音についての苦情が寄せられているそうです。アンバーアラートは、iPhone所有者の注意を引くために、デバイスが大きな音を再生し、振動するように設計されています。

他のユーザーの報告によると、AirPodsでアンバーアラートが鳴ると、そのAirPodsが適度な音量に設定されている場合でも、アラートの音は確かに非常に大きくなるそうです。

なお、アンバーアラートなどの警報は通知の設定でオフにすることも可能です(ただし、国によって異なる場合があります)。そもそも子供が警報を聞いて適切な対応ができるかは(年齢にもよりますが)難しいため、iPhoneとAirPodsを子供に使わせる場合は警報関連の通知を一度見直すことも重要かもしれません。

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