「MacBook Air」「AR/VRゴーグル」など、WWDC 2022に登場しそうなApple新製品
マーク・ガーマン氏の以前のレポートでは、「Appleは今後数カ月以内に新しいMacを発売する準備をしている」とされています。その他にも、WWDC 2022では新たな新製品が登場するかもしれません。
Appleは現在、最もパワフルなApple製シリコンチップを搭載した「Mac Pro」のアップデート版に取り組んでいます。前回AppleがMac Proを大幅に刷新した際にも、WWDCで詳細が発表されました。
「MacRumors」は、新しいチップに対応したアプリを作る時間を開発者に与えるため、Appleが秋の発売前にWWDCでMac Proをプレビューするのは理にかなっている、と指摘しています。
AppleはこれまでAR/VR(または複合現実)ヘッドセットに取り組んできましたが、WWDC 2022の公開に間に合うかどうかはまだ不明で、Appleは2023年にそれを延期する可能性があるとされています。
しかし、ソフトウェア関連の情報などは少し明らかになるかもしれません。ガーマン氏によると、iOS 16の中にはヘッドセットに関する参照がぎっしりと記載されているそうです。
他にもガーマン氏は、新型MacBook Airのアップデートが開発者向けイベントで発表される可能性があるとしています。
著名リーカーのジョン・プロッサー氏は、白いベゼルとノッチを備えた新型「MacBook Air」の予測CGを公開しています。同氏によれば、このモデルにはカラフルなバリエーションが存在するとのことです。
業界筋のロス・ヤング氏やアナリストのミンチー・クオ氏は当初、新型「MacBook Air」でもミニLEDを採用する可能性があると予測していましたが、現在は液晶パネルのままになるとしています。
Appleは新型「MacBook Pro」で様々なポートを復活させましたが、これまでの噂では、このモデルには2つのThunderboltポートが両側に1つずつ追加されると言われています。他にも、「MacBook Pro」のようにMagSafeコネクタが復活する可能性もあるとのことです。
新型「MacBook Air」では、新チップ「M2」の搭載も期待されています。このプロセッサはベースとなるM1チップよりも高速になると噂されていますが、M1 Pro、M1 Max、M1 Ultraほど強力ではないそうです。
「9to5Mac」M2チップはA15チップがベースになっており、M1と同じく8コアのCPUを搭載、GPUはより強力な10コアとなるとのこと。他にもインカメラが改良され、1080pになる可能性もあるとされています。
経済紙記者のマーク・ガーマン氏は、新型「MacBook Air」が今後2、3ヶ月の間に発表される可能性が高いと見ているようです。また、6月のWWDC 2022でも新たなMacが披露されるとしており、発表される可能性は十分にあると考えてよいでしょう。
また、先日にはライバルのGoogleも開発者向けイベント「Google I/O」で、「Pixel 6a」「Pixel 7」「Pixel Watch」を始めとした計6製品の怒涛の発表ラッシュがありました。開発者向けのイベントとはいえ、Appleも今回の「WWDC 2022」では油断することができないでしょう。