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今後の「iPhone」シリーズのノッチが廃止されるロードマップを、ディスプレイ業界に詳しいアナリストのロス・ヤング氏が公開しています。
ヤング氏は過去に、第6世代iPad miniが8.3インチディスプレイを搭載することや、14インチと16インチのMacBook ProモデルがProMotionに対応することを予測し、見事的中させた人物です。
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「iPhone 15」では全モデルがパンチホールに切り替わるとの予測
今回ヤング氏が示したロードマップによると、今年は「iPhone 14 Pro」モデルでノッチが廃止、来年の「iPhone 15」では全モデルで廃止されるとのことです。
Based on the technical challenges remaining for under panel cameras to meet discerning brands quality requirements as well as panel manufacturers' cost requirements, I still believe this roadmap makes sense for the iPhone. pic.twitter.com/3ck5X3sVcL
— Ross Young (@DSCCRoss) May 10, 2022
同氏によれば、「iPhone 15」ではノッチに変わり、錠剤形(Face IDセンサー)と円形(インカメラ)の2つのホールが搭載されるとのこと。なお、今年切り替わるのは「iPhone 14 Pro」モデルのみで、標準モデルはiPhone 13モデルと同じノッチを維持するとみられています。
ヤング氏は、Appleの最終目標はFace IDセンサーとフロントカメラを完全にディスプレイの下に移動させることだと考えています。開発が上手く行けば、2024年の「iPhone 16 Pro」モデルではFace IDが画面下に埋め込まれ、2026年には「iPhone 18 Pro」でインカメラも画面下に隠されると同氏は予想しています。
またヤング氏は、ピルアンドホールデザインにより、iPhone 14 ProモデルはiPhone 13 Proモデルと比較して画面サイズが若干大きくなると述べています。
テック系メディア「MacRumors」によれば、Appleは大きなサプライチェーンの混乱がない限り、9月にiPhone 14のラインナップを発表する予定とのこと。Proモデルでは、初の48MPリアカメラを搭載し、現在の4Kから8Kのビデオ撮影が可能になると予想されています。