イーロン・マスクが「対中国・対ロシア」で発揮した先見の明

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» Twitterどうなる?イーロン・マスクによる買収で「消える」かもしれないモノ




テスラやSpace XのCEOである「イーロン・マスク」が最近行った、先見の明があると感じられる行動について、海外YouTubeチャンネル「The Tesla Space」が解説しています。



*Category:テクノロジー Technology|*Source:The Tesla Space ,wikipedia

イーロン・マスクがTwitterを買収した目的とは?




4月4日、彼はtwitterの全株式の9.2%を28.9億ドルで手に入れ、筆頭株主になったと発表されました。また、銀行から買収資金として465億ドル(約6兆円)の融資も受けたのです。

イーロンはなぜ、そこまでして、Twitterを買収しようとしているのでしょうか。その理由は「民主主義が機能するためには、言論の自由が必要不可欠」という考えがあるからです。

イーロンはTwitterで「この原則をTwitterは守っていますか?」と質問した結果、200万人の回答者の内、70%が「NO」と回答しました。


この質問をした時、イーロンは「このアンケートは、重要なものになります、慎重に投票してください」と言っていました。この発言から、多くの憶測が飛び交いました。中には、イーロン自身がSNSのプラットフォームを立ち上げるのかと考える人もいた程です。

しかし9.2%の株を持って筆頭株主になっても何でもできるわけではありません。また、彼はまだtwitterのパッシブな株を所有しており、会社の運営に積極的に関与していないのです。

積極的な発言をする為には、イーロンは出資額を増やして10%以上を所有する必要がありました。定義によると、「主要株主とは、会社の議決権付き株式の10%以上を所有する個人または法人を指す」と、あります。


つまり、10%以上の株を所有すると、誰がCEOになるかを決める投票に参加ができ、会社の方向性に影響を与えることができるのです。当然、イーロン自身がtwitterの取締役会の議長になることもできます。

しかし、イーロンがトップになる為には、他の取締役の少なくとも半数がイーロン側に投票する必要があります。


イーロンがやる気になれば、10%の株を手に入れることもできたはずですが、イーロンは10%にこだわりませんでした。もしかしたら、彼は個人的に指揮をとることなくtwitterで自分の目標を達成したいのかもしれません。

これがイーロンの計画だったかどうかはともかく、Twitterは4月5日にイーロン・マスクを取締役に任命すると発表しました。TwitterのCEOであるパラグ・アグラワルは、ここ数週間のイーロンの会話を通じて、それが明らかになったとツイートに書いています。

イーロンは、今後数ヶ月の間にTwitterを大幅に改善するためにパラグとTwitterの取締役会と一緒に働くことを楽しみにしていると答えています。そしてTwitterは間違いなく、アルゴリズムを少し見直す必要があります。また、偽アカウントやスパムボットを一掃するためのより良いメカニズムがあれば、素晴らしいことです。

また、イーロンはTwitterに編集ボタンをつけられたら「それだけで20億の価値がある」とも言っており、イーロン自身が不満に思っていたことを、より優れたアルゴリズムで一掃したいと考えているようです。


2022年4月26日に、なんとイーロン・マスクはTwitterを5.6兆円で買収する事を発表したのです。当然Twitterもその事を認めています。


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