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iPadやMacには、写真やビデオを加工して撮影する事が出来る「Photo Booth」というアプリが搭載されています。
なぜAppleは人気もあり、カメラの性能も優秀なiPhoneに「Photo Booth」を搭載させていないのでしょうか。その理由について、Appleに詳しいYouTubeチャンネル「Apple Explained」が解説しています。
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「Photo Booth」がリリースされた目的とは?
あまり知られていませんが、「Photo Booth」は本来、2005年にMacに内蔵された新しい「iSightカメラ」をアピールするためにリリースされたアプリでした。
このアプリの登場でユーザーは「X線」「サーモグラフィ」「色鉛筆などのエフェクト」で加工しながら写真やビデオを撮影することができるようになりました。
このアプリの機能はユーザーから好評を得ましたが、当時はそもそも、これらの加工された写真の活用方法がありませんでした。当時は「Snapchat」や「Instagram」のようなSNSアプリは存在せず、「Facebook」ですら、まだ普及していなかったからです。
つまり、面白い写真や動画が作成出来ても、それを共有する事が出来ず、全て自身のデバイスに保存されていただけだったのです。
しかし、iPhoneが発売されると、SNSアプリが普及し、写真やビデオを多くのユーザーに共有できるようになりました。
普通の企業であれば、iPhoneにも「Photo Booth」を利用できるようにするべきだと考えそうなところです。しかしAppleはそのアイデアを検討した結果、最終的には断念してしまいます。